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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   いろいろな感じ方   さる吉

    いろいろな感じ方
            ○○ ○○
 まだ、幼く字も読めない頃に読んだ雑誌や漫画・絵ばかりの本がとても強く印象に残っている。本を読んでいるときの感じ方は、人間一人一人違ってくる。本を自分だけの読み方で読むところに、読書の面白さ・楽しさがある。  
 ぼくは、ハリーポッターの本が好きだけれども友達とハリーポッターの話をしても聞いてくれない人もいる。でも、話してくれる人もいるけれど、全然好きなところや創造の仕方が違う。たまにとても話が合う人がいて話がとても、盛り上がる。 
 読書とは、人間にとって自分の表現と相手の表現が、違いお互いの表現がわかるものである。 

   講評   nanako

 純輝君こんにちは。久しぶりに届いた作文から、純輝君の元気なようすをうかがうことができました。よかった! 夏休みも、あとわずかですね。今ごろあせって宿題を片付けているのではないかな? 
 要約は、短いですが自分の言葉でしっかりまとめていますね。もう少しボリュームアップさせて、250字〜300字くらいにするとバランスがよいでしょう。
 似た話は、純輝君お気に入りのハリーポッターの本について書くことができましたね。すごく感動した本について熱く語っても、それがなかなか相手に通じないことがありますね。自分にとっておもしろい本が、他人にとってもおもしろいとは限らないのですね。また、同じ本に興味を持っても、好きな場面や想像のしかたには、大いに違いがありますね。実際に友だちとハリーポッターの本の話をしたときのようすを書いてみましょう。全く関心を示さなかった友だち、またとても話が盛り上がった友だち、対称的な話が書けそうです。ここにたとえの表現も入れるように工夫してみるといいですね。
 さいごの一般化は、次のように書くとわかりやすくなりそうです。純輝君の感想文をまとめるとこんなふうになるのではと考えてみました。
「読書とは、読む人間の数だけその読み方や楽しみ方があるものである。今の僕が読むハリーポッターと、何年か後の僕が読むハリーポッターは、また全然感じ方が違うかもしれない。」


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