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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   伝統文化と新しい文化   あとえ

 現代の日本の文化において、新しい技術を根とした発展ができていないところが問題だ。
 その原因として第一に、日本が今まで西洋化することだけに焦点をしぼり、西洋化こそが正しいとして、文化や教育を発展させていったことがある。日本は昔鎖国制度をとっていたため、他の国から経済的にも社会的にもだいぶ遅れていた。そのため「追いつき追い越せ」というスローガンをかかげ、西洋を真似、西洋の技術や思想をたくさん学んだ。そういう歴史が今の社会にもまだ残っており、西洋を真似、伝統的な日本文化が西洋文化と置き換えられるようになった。畳よりもフローリングの住宅が増え、日本料理よりも西洋料理を好む人も増えてきたように、伝統的な日本文化が少しずつ失われている。
 第二には、日本の伝統文化を振り返って再現しよう、見つめ直そうとする動きと、新しい文化を取り入れようとすることとを別々に考えていることがある。今の日本は、日本の文化が失われつつあることに危機を感じ、日本文化を大切にしようとする組織や、新しい文化を次々と取り入れることに力を入れる組織がある。しかし、それらは同じ組織であることはなく、対立関係にある。だけれども、私は、これらは対立関係にあるべきではないと思う。なぜならば、日本文化だけだとか西洋文化だけだとか、偏った文化では国はそれ以上発展していかないと思うからだ。だから、同じ発想で、伝統文化を掘り起こすことと新しい文化を取り入れられるような場を作っていくべきであると思う。
 確かに、私たちの日本文化は新しい文化を取り入れることによって発展してきたということは認めなければならない。しかし、日本文化は、今現在だけで成り立っているのではなく、古い時から成り立っているのだから、私たちは安易な考えで全く西洋化してしまってはいけない。伝統文化と新しく育った文化と融合させるようにしなければならない。

   講評   kira

 由希子ちゃん、こんにちは。すばやいなあ。送信。
 夏がおわり、実りの秋へ。新学期が始まります。元気にスタートです。
 次回は「進級テスト」です。課題を確認しておこう。


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