対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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感じかた うるゆ
まだ字を読めないころ「漫画の描き方」で、まだ字の読めない私はそれは不可思議な世界に入った。幼い頃読む時と、後年読む時ではおもしろかったりおもしろくなくなっていたりする、それが読書の楽しみなのだ。<要約>
私が、幼い頃「のみのぴこ」という本を読んでもらった。この本は、どんどん言葉がかさなっていく形の本だ。幼い私は、同じ言葉をくりかえすだけで文章はぜんぜん興味がなくおもしろくなかったのできらいだった。けれど、いまになって読んでみたらおもしろかった。どんどんくりかえすことで空想の世界まるで朝日の光が広がるような感じだった。幼い頃の時とは違うものを感じることができた。私は、体と同じように感じかたも成長するのかなあと思った。
私がおねいちゃんに「霧のむこうのふしぎな町」を読んで私は本の中に吸い込まれるようなで夢の世界に行ったような感じでまるで私が主人公になったような気分になってたのしい本だと思った。けれどおねいちゃんはこんなのありえないし現実性がないと感じた。私は、人によって感じかたが違うのだなあと思った。と同時に大人になっていくほど空想の世界をつくれなくなっていくのかなあと思った。
読書は、人間にとって感じかたの成長である。
講評 jun
要約は、簡潔にまとめましたね。ポイントはつかめています。でも、次回からは、要約はもう少し長くてもいいですよ。
似た話は、二つとも本の名前を具体的に挙げながら書くことができました。昔は興味がなかった本でも、しばらくして読み返してみるとそのおもしろさがわかるということはありますよね。「まるで朝日の光が広がるような感じ」とはいいたとえですね。また、体と同じように感じかたも成長するとはそのとおりだと思います。
姉妹でも好きな本が違うというのもおもしろいね。お姉ちゃんは現実家、優衣ちゃんは夢想家なのかな。それとも単に年齢の違いでしょうか。
結びは、「人間」という言葉と使って大きく考えることができましたが、もう少し説明がほしいところ。さらに、自分自身の問題としてこれからどうしていきたいかが書けると、他の段落とのバランスもよくなりますよ。
▲「おねいちゃん」→「お姉(ねえ)ちゃん」
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