対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日44 今日86 合計130
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ユーモア=笑い   うここ

 ユーモアとは、人間が楽しく、そして元気に暮らすために絶対必要なものだと私は思う。もしも、この世にユーモアというものがなかったら、世界中の人はみんな無表情、またはしかめっ面で暮らしていたかもしれないだろう。それだけユーモアというものは、人間をいきいきとした表情に変えるものではないだろうか。
 私の友達に、とても明るくて面白い友達がいる。その友達が明るい理由は、いつも笑っているからだと私は思う。しかし、笑っている、といってもただニコニコと微笑んでいるわけではない。ほんのささいな面白いことにも、まるで壊れてしまった人間のように、いつも爆笑するのだ。そうすると、その友達の笑いにつられて、こっちも爆笑してしまうのだ。結構前の話だが、クラスでお別れ会をするとき、学級委員を中心にして、お別れ会について話し合った。が、そこでハプニング発生。学級委員長の男子が、前に出てくる途中に、机の横にかけてある誰かのお弁当袋に引っかかり、こけたのだ。その瞬間、教室に笑っていいのか、黙っていたほうがいいのか、気まずい空気が流れた。でもとうとう我慢できなくなったその友達はガハハハと大口を開けて笑い出した。それを最初にみんな、そして先生までも笑い出した。その後の話し合いは、順調に進んだ。それはその友達のおかげで、初めての話し合いだという、学級委員長をはじめとした学級委員の人たち(全員で4人)の緊張が解けたからではないかと思っている。
 もう一人、私には明るい、というより楽しい友達がいる。もう本帰国してしまった友達だけれど、その友達と笑ったことを思い出しては、いつも思い出し笑いをしている。その子は、私と同じクラスで、しかも通っていた塾が一緒だったせいか、いつも一緒にいることが多かった。いつも私がボケた発言をしては、その友達が突っ込む。しかし、その突っ込みもボケているときがあり、そのときはさらに私が突っ込む。つまり、私たちはいつもボケた発言ばかりしていたことになる。その友達は、結構しっかりしていて、私と同じくらいの身長だと思えないぐらい大人びて見えるのだけれど、たまにボケた発言をする。例えば、授業が終わって休み時間になったと思ったら、「有紀トイレ!」と言ったり。そして、私はお決まりの文句「私はトイレではありません。」を言う。しかし、そのときその友達につられて「私はトイレです!」と言ってしまい、その後はいつもいつも「有紀トイレ!」と言われる始末。いつもいつも笑ってばかりで、次の日、二人そろってお腹が筋肉痛だったときもあった。でも、その子がいた間、とても楽しい毎日を送ることができたのは、本当に「笑う角には福きたる」と言うことわざのとおりになったからではないだろうか。
 もしもユーモアが、人間の人生になかったとしたら、人間は生きていかれないと思う。なぜなら、私には、ユーモア=笑いがない人生なんて考えられないからだ。「笑う角には福来る」ということわざがあるが、私は「笑った」こと自体が、福だと思う。なぜなら笑うということに幸せを感じない人はいないと思うからだ。私は、笑って笑って笑いまくって人生をすごしたいと思う。

   講評   ita


こんにちは、有紀ちゃん。楽しい思い出を日本で作れたようですね。日本に帰国して気付いたのだけれど、海外にいる方がたくさんのことが経験できるのよね、もちろん日本も含めてよ。「やりたいことを、やろう!」という気になるでしょう? 凝縮した休みを過ごすことができるようです。先生の夏休みは、語るほどのものではありませんでした。 (T_T) 9月もがんばりましょうね♪

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)