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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   関正子杯の悲劇と喜び    ブラックベーダ

 「眠いな。」(書き出しの工夫)
と思いながら母にたたき起こされていた。今日は関正子杯という卓球の大会に行くのだ。朝食を食べて、いざ、大会会場に向かった。この大会は団体で私の通っているチームはAチームBチームに分かれていて、私はBチームで私の兄はAチームだ。大会会場について予選試合があった。一試合目は私はダブルスで試合に出る予定だ。ついに始まり一番手が余裕に勝った。だがしかし二番手は惜しくもやられ、ついにわたしの番がきた。だが一セット目は十一対七で負けたが、二セット目は十一対九で勝った。けれど三セット目はとられたが、四セット目、五セット目をとりぎりぎりで勝った。多分この試合は、今までやった試合の中で一番声を出せた試合だった思う。
 次の試合は私は出られなかった。そして全体的にも負けてしまった。次の試合は
「出るぞ。」
と、思っていた。そしてAチームの応援をしていて、そしてAチームは勝った。そして卓球台をしまい、開会式を行った。そして台を出してまた試合を続行した。Bチームの試合がはじまった。私は出ないが必死で応援した。だが負けてしまった。Aは予選を突破し、決勝トーナメントに駒を進めた。だがしかしもう時間がないので翌日にやることになった。Bチームは交流試合をやるので明日も行くらしい。
 翌日いつものように会場に向かった。そしてAチームはすぐに試合があり、そのたびに勝ち進んでいった。予選落ちした私たちは交流試合がやっと始まったが、私はオーダーに入っていなかった。だがちゃんと応援をした。そのかいがありぎりぎりで勝てた。そしてAチームの応援に行こうとしてたら、もう終わっていて、ベスト4に入ったらしい。その後一試合勝ち、二試合連続に負けてしまった。だがなんとか三位にはなれた。その後開会式でソックスとウイダースゼリーを二十四個もらい、トロフィーをもらった。みんなうれしそうだった。入賞すると、
 来年はAチームには入って、優勝したい。だが今回は優勝候補ナンバーワンのチームが棄権して、三位になれた。卓球もたまには運が付いている事が分かった。だが来年は実力で勝って欲しい。

   講評   nara

 ブラックベーダ君にとって、お兄ちゃんは、同じ卓球をやっている目標でもあり、仲間でもあり、ライバルでもあるのだね。小・中学生のうちは、1歳・2歳の差はとても大きい。だんだん、距離を埋めていって、いつかお兄ちゃんと対戦できるようになるといいね。
 先生は卓球のことは、ほとんどわからないけれど、開会式よりも前にまずどんどん予選の試合が行われるのだね。だから、卓球台を一度しまってから、開会式が始まって、また卓球台をセットして……という流れになるわけだ。関正子杯というのは、どういう大会なのかな。AチームとBチームは、レベルがちがうのだろうか。こういう細かな説明は、なるべくていねいに書きこんでおくといいね。
 スポーツの声出しは、普通の人が考える以上に重要なのだろうなぁ。今回の作文にも「声を出した」「応援をした」とあるものね。「今まで出一番声を出せた」とわざわざ書いたということは、コーチに「もっと声を出せ〜。」などと注意されていたのかな。
 Aチームの三位というのが題名の「喜び」にあたるのだかな。「悲劇」はBチーム予選敗退ということかな。よく読んでみると、Aチーム三位ということの中にもラッキーがあり、予選敗退したけれど自分なりに声は出して一生懸命取り組めた。いいことと反省すべきことが絡み合った大会だったね。
 トロフィーをもらった場面の後、「入賞すると、」で終っているけれど、何か書くつもりだったのだね。何だろう?

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