対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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日本とイギリスの犬たちの躾かた つっちー
イギリス人は犬を躾ることが上手である。イギリス人の犬はおとなしいが、日本人の犬はさわがしく、めちゃめちゃだ。イギリスでは、神様が人間を作り出し、そして人間のためにほかのペットや家畜や植物を作ったことになっているらしい。<<要約>>
「犬と猫はいつも何をしていると思う。」<<書き出しの工夫>>
ときかれたら、
「猫はいつもねころんでいて、犬はほえたり、走り回っていたりしている。」
と答えるだろう。動物はそれぞれ性質、性格を持っている。猫にはよくできないけれど、犬にはできる事がある。それは躾ることだ。犬は誰かが言うことをきくことができる。なぜならイヌ科の動物、つまりオオカミなどの群れには猫科の動物とはちがってリーダーがいる。いつもリーダーが言うことをきかなければならない。犬も同じ性質をもっている。人間の言うことをきくときは先に言葉を習ったりはしなければいけないけれど、聞こえない人に話すときのように、しぐさで伝えれば言うことをきく。
イギリスにいる犬たちは大変よく躾られている。なぜだろう。躾てある犬をかうのだろうか。それとも買ったらすぐしつけるのだろうか。僕はイギリスに1年半住んでいた。たしかに。犬はみんなおとなしかった。ぼくはイギリス人は犬を躾ていないと思う。天気が悪いことが多いので人間の性格もかわってしまう。つまり犬の性格もおとなしいのに変わってしまうと思う。母は西洋では大人の世界を子供や動物がじゃましないようにおとなしくしなければいけない、躾るのは勝手ではない、と言っていた。
あるとき、犬のおもしろい点に気付いた。犬は人間みたいに表情があるのだ。お姉ちゃんがいとこに怒ったらなんと目をそらした。また違う日は夏バテしていた。なんとおもしろい生物なのだとおもった。
動物などの表情が色々変わることがわかった。<<分かったこと>>やっぱり生物を観察するのは楽しいと思う。
講評 kira
つっちーくん、こんにちは。面白い作品が出来ましたね。ペットのことを一つの例としておおきな文化論のような仕上がりになりました。
また犬という動物の特性をくわしく紹介した動物観察にもなっていますね。
どちらも根拠を明らかにして実例も入れて書かれています。「西洋では大人の世界を子供や動物がじゃましないようにおとなしくしなければいけない」というのは実際にその社会にとけこんでみてわかることですね。
つっちーくんはまず、動物の特性として犬を躾けることは有効だと考えました。またイギリス人の国民性から犬は躾けられているというよりその社会に適応しているのだと考えたんだね。そして、犬にもかわいい表情があることも気づきました。
おしいのはまとめの部分で「表情のこと」になってしまったこと。ここはキーワードの「躾けること」にもどって、「その国の生活にとけこんで幸せに暮らすための躾けは必要だと思う」といったようなまとめにしていくといいね。
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