対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日44 今日131 合計175
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   地球行進曲   いふめ

 森の本当の美しさは、嗅覚・聴覚・触覚など五感のすべてが解放されてこそ初めて見えてくる。五感の全てを解放し、全身が森と対話した時、初めて森は私を受け入れてくれる。森のすべての生命がそれぞれの役割をにないながら、ともに一つの生命のシンフォニーを奏でている。そこには安全に隔離された観客席はない。もし森が奏でるシンフォニーを聴きたいなら、どうしてもその森の一員として、隅っこにでも加えてもらわなければならない。僕はこの地球に住む生命の一員であることを自覚して生きたい。
 第一の方法としてすべての生命はこの地球の一員であり、共に助け合い生きてゆくことに気付かなければならない。虫を1匹殺すにしてもそれを何回もくり返し数が少なくなれば自然界のバランスが崩れてしまう。関係が無いように思えても回りに回っていつか自分のところにかえってくるかもしれない。そう考えれば虫もむやみに殺さずに自然にかえしたりするのも大切である。僕の体験では山でトンボを捕まえてそのまま捕まえていればトンボは死んでしまうが、野に帰せば蚊の幼虫を食べてくれるのでトンボを空に放した。
 また第二の方法としてこの星のことを真剣に考えるべきである。地球の歴史の中でここまで文明を発達させたのは言うまでも無く人間である。しかし、同時に環境を破壊し他の生物の生態系を崩したのも人間である。高度な知能を持った人間は他の生物の住みかを破壊し、森林伐採や大気汚染などをしている。しかし、この被害を受けるのは人間だけでなくこの地球に住むすべての生命だ。人間の犯したものによって他の生命を危険にさらすのは酷い話である。だから使う資源を決めその中で生活できる環境をつくらなければならない。
 確かに、より住みやすい暮らしをするためには開発が必要だ。僕自身も色々なところで開発の成果に頼っている。(笑)しかし、このまま進めば本当に取り返しがつかなくなる。「存在するものには、良いとか悪いとか言う前に、ずべてそれなりの理由がある。」と言う名言があるように、たとえ人間にとって害がある生物も他の生物のは益になっているかもしれない。だからむやみに他の生命の陣地に入ってはいけないと思う。

   講評   miri


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)