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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   一番になったこと   リンコc

               
                                            
 私たちの出番は終り、後は家に帰り電話を待つだけ・・・。私たちは、ホッとしたからか、話が弾んでいた。その日は、疲れていたので、かえって寝ようとした。
すると、『トゥルルルルル。トゥルルルルル。』と電話が、鳴った。
私が、出る前に母がでた。母は私に、「綾!最優秀賞だよ!」といいに来た。
私は、「えー?ありえへ〜ん!?せっかくおわったのに!」といった・・・ ・・・
 去年の夏の終り、もう後ちょっとで夏休みが終わるとき、“アンサンブル フェスティバル”の練習をするじきがきた。「今回は、ジュピターという曲をしますっ!」まずみんなで、曲を聴きパートを教えられた。 みんなは家で必死になって練習し、教室にいっても2時間を無駄なく、練習にまわした。だが、笑いはたえなかった。私は、エレクトーンの、ホルン担当だった。私たちのチームは、パーカッションの人数が少ないため、2人が走り回って、練習をしていた。この曲は、だいぶ長い曲だったので、先生が「ここは、やめて・・・次のページとつないで・・・」とつぎはぎだったが、みんなでがんばったのでへんでは、なかった。 フェスティバルが近づくにつれて、集中力が増して先生が、止めても気づかずに、さきにいって、終わらせてしまった事もあった。 
私たちはまるで、もととなった“ジュピター”から、私たちだけの“ジュピター”できたようだった。 そして、完璧と言えるほど(?)の、完成具合にうれしくおもっていた。
 そして、当日の日がきた。
もう皆、なれっこだからきんちょうは、してなかった。 なんと、もうみんなは、「つぎってさぁ〜どこやったっけ?」と、もう次の話しをしていた。(まだ、おわってないのにぃ〜)
私たちは、高学年なので終りのほうが、順だった。わたしは、もっと早く始まって、早く終わればいいのに、とおもっていたが、順がくるのがやけに早くかんじた。みんなで、一曲前に会場に出て、舞台裏でスタンバラないといけないからだった。
私たちは、舞台裏でもじょーだんを言いあいながら、笑って舞台にあがった。
弾くときも、皆笑っていた。私もなんだか、たのしくてわらっていてかつ、全力で弾いていた。全力で引いた後、「無事に終わってよかたぁ〜」と、くちぐちにいいあった。
 私は、もともとあまり音楽は、じょうずではなかったが、今振り返ってみると、私もだいぶがんばったなぁ〜とおもった。 やっぱり、8年ならったらこれぐらいには、なるのだと、おもった。今年も、フェスティバルをがんばりたいと思います。

   講評   sumomo

一番になるということは、やはりとてもうれしいものですね。確かに、結果ばかり気にするのはよくないことかもしれませんが、がんばったことが結果に結びつくことは、とてもうれしいことですし、自信にもなります。リンコcさんもそれを実感したのではないでしょうか。
電話で説明した項目についてよく考えて書けていますね。書き出しの工夫はキーワードをいれないといけないので、これについてはまた次回説明します。主題の項目に二重丸がつかなかったのは、「わかったこと」を入れ忘れたためですね。一番になった経験を通して、どんなことがわかったのかを明確に述べるとよいでしょう。
最後に敬体がまた一箇所だけ入ってしまったことが残念でした。今年もフェスティバルにはどんな曲を演奏するのでしょう。楽しみですね。

・じょーだん→じょうだん
・スタンバる→準備する

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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