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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   柿   うるゆ

 色づいたカキは日本の秋を彩る風物詩だ。柿はビタミンCを格別にたくさん含む果物だ。それに、その量は、リンゴの二十三倍でそれに、温州ミカンの二倍に達し、長年にわたって日本人の貴重なビタミンCとなってきました。そして、大正期までカキは日本の果物の王座に君臨していたのだった。渋柿は無用な時期に果物が動物に食われるのを防ぐ、「適応」的な意味を持っていると思うのだ。
 私は、果物は好きだが柿はどうしても好きになれない。私は、柿を見ると「はー」とため息がでてきて重い気になる。私がなぜ柿がきらいなのかというとぶにょぶにょしている感触と、ときどきおもいきって噛むと種まで噛んでしまい種が苦くてそれに、種のまわりがかたくて歯の間にはさまり取れないところがきらいであまり好きになれない理由だ。でも、柿の味は秋ぽい味好きなのだがどうもぶにょぶにょの感触がだめだのだ。秋といったらいろいろ果物があるがよく食べるのがびわとざくろだ。私は、通学路の途中にまるで待ち伏せをしていたようにざくろが垂れ下がっている。人の家の中に植あるので「あっ。どうも取って食べます」など言ってずかずか入って取ってくる訳にもいかないのでやはり自分達で取るしかない。高い所にあるので自分だけではできない。だから、二人組になってやっとざくろを勝ち取る。次は、びわだ。びわは、二年と五年生の畑に植えてある。そこには、秋にはもう終わっているけど夏などびわの木の下人が群がる。みんな木の下にいって木を揺らしたりしたり、のぼったりして必死でびわを食べようとがんばっている。ときどき取ろうとして木の枝にしがみついたら木の枝が折れてころんだこともあった。私は、食べるより取る方が楽しいのだ。このびわの木も私が入学する前からあってお姉ちゃんの入学する時にあったのでずーと前からあったのだから私より年上かもしれないのだ。私は、枯れずにずーと生きてるなんてたくましいなぁと思った。
 私は、お母さんに昔の事を聞いてみた。お母さんのまだ小学生頃の時代は、港南台がまだバーズしか建物がなくてだれも住んでない平地だった時代だったらしい。私は、港南台にバーズしかないなんて想像もつかなかった。だって今は、いつも夜まで明るい所だから。お母さんは、どこで遊んでいたの?と聞いてみると、お母さんは家の前の駐車場で遊んでいたて、そこに植えられていた柿の木で木をのぼったり実を取って食べたりしたらしい。私は、身近に柿の木があっていいなぁと思った。
 柿は、人間にとって身近な風物詩である。

   講評   jun


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