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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間らしく   すいーとぽてと

 「ドラえもん」は、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」に代表される、スーパーヒーロー型とは全く異なったタイプのロボットとして誕生した。「ドラえもん」のポケットから出てくる一つひとつのアイテムに限りない夢がある。現代っ子の代表、「のび太」は、問題解決の本質を見極めようとはせず、実に安易に「ドラえもん」のポケットに助けを求める。現代の日常生活は科学文明を過信するあまり、科学に対する基本的な姿勢を忘れ去ってしまっている。私は、科学文明を過信しないことが大切だと思う。
 第一の理由は、科学文明を過信しない方が人間らしく生きられるからだ。電話や携帯電話、パソコン等と、現在、とても文明が発達している。パソコンや携帯電話のメールは、簡単に、そして私の汚い字も隠せて(笑)、すぐに届いてとても便利なものだ。しかし、私はメールよりも手紙の方が好きだ。文字で文章を書いてもらった方が、心も温まるからだ。だから私はその人のメールアドレスを知っていても、たまに手紙を書く。友達も、手紙で返してくれる。手紙は、手渡しをすれば料金は払わなくても良い。そして、メールよりも心が温まるので、と言って学校の友達とも手紙の交換をしたりする。手紙を書くのは楽しい。また、宿題等の間に書いて、休憩もできる。人間らしく生きることは、とても楽しい。
 第二の理由は、科学文明を過信すると、自然を破壊してしまうからだ。データ集に、「世界の二酸化炭素排出量の割合(1994年)」がある。一位はアメリカ合衆国、の22.4%だ。日本は四位で、4.9%だ。しかし、もっと割合が全体的に増えていると思う。二酸化炭素は、「地球温暖化」の原因とも言える。地球温暖化にならないように、車ではなく電車を使う等ということを心がけ、今度は人間が地球温暖化から地球を守る側にいかなければならないのだ。
 確かに、科学の発達は様々な可能性を与えてくれた。しかし、「理想に到達するための手段はまた理想への到達を阻む障害でもある。」という名言があるように、地球から、いつしっぺ返しが来るか分からないので、大きな「危険性」もあるということを注意しなければならない。

   講評   kira


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