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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   効力感   たぬき

 効力感(やる気や自信)を子供に植え付けるには、子供のやりたいことを積極的にやらせるべきだ。決して親が「あれをやりなさい」「これをやりなさい」と押し付けてはいけない。親が好きなものを子供に無理やりやらせるのは良くない。親が好きだからっといって、子供が好きだとは限らない。好きこそ物の上手なれということわざがあるとおり好きなことをやらせることが一番だ。子供の頃から効力感を持つことが出来るような教育をすべきである。
 その方法として子供を積極的に誉めていくことが大事だ。子供は素直で親や先生がお世辞でもちょっと誉めればどんどん自信を持つ。僕がなぜ数学ができないのか?それは親が数学に関してあまり誉めてくれなかったからだと自分で勝手に思い込んでいる。これは冗談であるが親や先生が誉めてくれていたらもしかしたら自分は数学ができたのではないかと思ってしまう。でも、僕は誉められたら自分が一番できると勘違いしていたので自惚れて手を抜いていたであろう。しかしたいていの子供は自信を持ちどんどん能力を高めていくだろう。
 そして、社会全体から見渡せば、日本の短所をなくしていこうという減点主義を改めていくことが大事だと分かるだろう。長所を伸ばすか短所を無くすか?これは難しい問題だが僕は長所を伸ばすべきだと思う。何かに対して絶対的な自信を持っている人というのは強い。僕も中学の時英語に絶対的な自信を持っていた。受験のとき英語を得点源にすることができたので強かった。そして、英語が好きになり海外で働くことに憧れを抱くようになったし、いいことずくしであった。しかし、その英語の自信も崩壊の危機にさらされているが・・。日本の政治でも経済に強い竹中さんを大臣に任命したように、何かに絶対的な自信をもつひとが活躍する社会になっていけば日本もどんどん良くなっていくと思う。
 確かに、自分にも限界があることを知るのも大事だ。しかし、自分を良くしていくためにも社会を安定したものにさせるにも、効力感をもてるような教育をすべきだ。効力感とは他人の手によって生まれるものではなく自分の力によって生まれるものである。

   講評   jun

 第一段落は、自分の主張をわかりやすくまとめることができました。やる気や自信を育てるためには、親の押し付けはマイナスになりますね。子供の自主性に任せて好きなことをさせるのが大事なのですが、これは意外とむずかしいことです。
 「ほめて伸ばす」とはよく言われることですね。誰でもほめられれば嬉しくなって、いっそうがんばろうという気持ちになりますよね。また、短所を指摘するような教育よりも良いところをさらに伸ばすような教育の方が前向きで自信のある人間を育てることができるでしょう。(英語に対する自信が崩壊しないようどうにか持ちこたえてね。(笑))
 「効力感とは」で始まる自作名言もなかなかです。「自分の力によって」を「自分の内から」と言いかえてみてはどうでしょうか。
   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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