小１から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。 志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で４０年の実績。 ▶ 個別指導のオンライン作文

昨日3330 今日194 合計6090□

　　　夢へのマラソンランナー　　　流星キラリ

　僕の将来の夢はスポーツ部のジャーナリストである。厳密に言うと神奈川新聞に入りたいのである。
　僕の夢の主な理由はただ書くことが好きだし取材なども好きだからである。神奈川新聞は
地元でしか販売されてないという新聞なので多少親しみがあるから、将来新聞記者になるとしたら神奈川新聞に勤めたいと思っているのだ。
　僕は金田一春彦先生のこととても尊敬しているため先生に近づける職業につきたいと思ってきた。そのあげく、自分でも気に入っている新聞記者記者となったのだ。あと、つじのだ次郎先生も尊敬していたこともあったとも思える。
　人間にとって将来の夢とはとても必要な物である。つまり、マラソンランナーはゴールがあるからこそそれに向かって走るのであり、人間も将来の夢に向かって走っているような物なのである。

　　　講評　　　unagi

　今回の設問は「表と図から読み取れることを書きなさい。」ですから、時間があったら再度提出して下さい。それとは別に今回は、「大沼君の夢」という前提で作文をみていきましょう。

　＜第１〜２段落＞具体的な目標がはっきりと書かれていてよいと思います。「厳密に言うと神奈川新聞」というように、かなり目標をしぼり込んでいますから、できればもう少し神奈川新聞の長所をつけ加えるといいでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　＜第３段落＞金田一春彦や角田次郎（つのだじろう）という、尊敬する著名人の名を挙げるのは効果的ですね。文筆業へのあこがれが強いことを示しています。あえて言うなら、「あげく」を「結果」などに変えるといいですよ。
　　　　　　　　　　
　＜第４段落＞夢に向かって進む人間を、マラソンランナーに例えています。的確な例えですね。「長期戦である」「苦しくても投げださない」などの説明を加えると、さらに説得力が増すでしょう。