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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「笑う門には福が来る」   スヌーピー

笑う門には福が来る                  スヌーピー
[笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。運と見えるものは日常の生き方の結果である。そしてじつはそのような日常の積み重ねが幸運を呼んでくるのである。運命を信じる人は怠け者でおろか者だと言う。運命を信じる人は自分らのベストを尽くすことをしないための言いわけとして運命を信じるのだと言う。人知れず苦労をしていない人はすぐに物事を幸運とか不運とかでかたづけてしまう。しかし幸運と見えても、うまく事を運ぶにはかげでそれなりの長い長い努力や苦労がいる。
私の今も友達だが、ある女の子でK子さんと言う女の子がいた。クラスが一緒になったのは小学5・6年のころだ。その子は頭がよくて、小さいくて、それに優しかったので評判はよかった。私はいつもテストの時とかは「いいなぁ、頭がよくて」と思っていた。最初のころはクラスがえをしたばっかであまり話さなかった。しかし、住んでいるマンションが隣ということで日につれて仲良くなっていった。ある学校の帰り道、なぜそんなに頭がいいのか訪ねてみた。塾に行っているのかと予想していたのだが大はずれだった。その子は別に何も習ったりはしていないと言うのだった。私はその日家についてから考えてみた。なぜあんなに頭がいいのか?同じ時間だけ勉強していて、別に何も勉強関係は習っていないのに・・・。それからというもの私はK子さんを観察していった。授業中は当たり前のようにちゃんと先生の話を聞いている。別に他の人となんら変わりは無かった。そしてあるテストの前の日、私は家でどうやってテスト勉強をしているのか訪ねてみた。するとその子は
「大事だと思うところを一応テスト用ノートにまとめているんだ」
私はそうだったのかぁと納得し感心した。そして私もやってみようと思った。このようにかげで勉強して幸運をつかんでいる人もいるんだと思った。
今年のアテネオリンピックの日本はすごかった。水泳、陸上、柔道とさまざまな競技でメダルを取っていった。私が特にすごいなと思った選手は、水泳の北島選手だった。レースを見ていたらまるで機会並みの早さだなと思った。たまたま見ていた朝のある情報テレビで北島選手のことを特集していた。それはかげで頑張っている姿だった。まず肉体改造といろいろ頑張っていた。私はこんなに頑張ったから金メダルが2個も取れたんだと思った。
やはり努力をしないと運はつかめないんだと思った。運をつかんだ人を「あいつはたまたま運がよかっただけじゃないの?」とかいって、自分はぜんぜん努力をしないで「たまたま運が悪かったんだ」とか言っている人は最低だと思った。そしてその人には運が来ないのは当然だと思った。私もこれからいやなことでも頑張って幸運をつかもうと思った。

   講評   ita

こんにちは、スヌーピーちゃん。提出してくれる日が続いてうれしい先生です。(^-^) 
<第一段落>
 要約だけで二時間も悩んでいた頃がうそのようですね。しっかりまとまっていますよ。
<第二段落>
 体験実例が詳しく書けたね。内容が中心からずれることなくまとまっているところがすばらしい。勘を取り戻してきたようですね。
 結びにこの段落のまとめを簡単にしたところもよろしい。細かいことは別にして内容的には文句なしのできあがりだよ。
★「私の今も友だちだが」→「私の友人に」(本筋とあまり関係のない説明は省略しよう)
★人に物をたずねる ×訪ねる → 〇尋ねる
<第三段落>
 社会実例としてのオリンピックよくできています。先生も北島選手の努力をテレビで見ました。オリンピックという四年一度の舞台で力を出すために陰で努力している姿は感動しましたね。ここからスヌーピーちゃんは「陰での努力が金メダル二個につながった」と考えたのね。論理展開がよくできていますよ。これだったら読み手は納得します。
<第四段落>
 結びの思ったことは「一般化の主題」にしましょう。大きな視点でのまとめが必要になります。「人間にとって努力とは」「運をつかむということは」というようにまとめることができそうです。
★ 「いるんだ」「つかめるんだ」ということばの使い方は話し言葉になります。書き言葉に直しましょう。
  「いるのだ」「つかめるのだ」となります。
            

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