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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学の発展と原理   プー

物心のついた子どもを動物園に連れてゆくと、たいていの子供ははじめて見る動物の姿に素朴な驚きと興味を示すそれらの動物の生息地の環境や生態、あるいは進化などに興味を持つのは、おそらく中学生以上になってからの話である。科学の発展段階は、まさにそれと同じ道筋をたどる。しかしながら、もしそれぞれの科学が、そのような範囲の中にのみとどまっているのならば、しょせんは記載的な博物学にすぎなくなってしまう。したがって、次に必要なことは、ある事物や現象の形態や振る舞いの奥にひそむ原理を追求することであろう。私は、物事の表面的な現象にとらわれずに、その背後にある原理や原則を考えることの出来るような生き方をしていきたい。                 
 そのための方法としては第一に、表面だけを見てすぐに判断もしないで、いったん立ち止まってよく考えてみることだ。私は基本的に勉強と言うものが嫌いである。しかしそれでも受験のシーズンなので多少は勉強する。それでもよく勉強のことについてよく親に怒られることはある。私はそのたびに中間試験や期末試験・学力調査テストなどさまざまテストで平均以下になったことは一度もないからそんなに怒らなくてもいいと思う。確かに表面的に見てみると怒りすぎる事はあまりよくない。しかしいったん立ち止まって物事のおくまで考えてみると私の将来のために言ってくれていると思う。だから私は一応その事をどんなに怒られても心にとめと置くように心がけている。だからそのための方法としては第一に、表面だけを見てすぐに判断もしないで、いったん立ち止まって即考えてみることだ。                                     
 そのための方法としては第二に、テレビなどのマスメディアが現象面だけを追うのではなく、その背後までも分析して報道していくことである。例えばウェゲナーと言う人の伝記の中にそれに当てはまることが書いてある。彼はアフリカの地図と南米の地図を見て海岸線の形が似ていることに気づいた。そこで彼は大陸移動説という今までの人々が考えもしなかった仮説を唱えた。しかし大陸移動説はいつの間にか忘れ去られてしまった。そして長い年月がたち大陸移動説は正しいと証明されたのだ。だからそのための方法としては第二に、テレビなどのマスメディアが現象面だけを追うのではなく、その背後までも分析して報道していくことである。                          
 確かに、原理や原則を考える前に、物事の実際の様子をよく見ることは大切だ。それに一つ一つの事柄に原理や原則を考えていたら切りがなくなってしまう。しかし「カメラマンは、レンズのほこりを払う前に目のほこりを払わねばならない」という名言があるように私は、物事の表面的な現象にとらわれずに、その背後にある原理や原則を考えることの出来るような生き方をしていきたい。

   講評   hota

 今回はプーくんには珍しく、少し提出が遅かったですね。(普通に考えると、充分早いのですが。)中間テストか何かがあったのでしょうか。それから、方法の一、二と伝記実例、反対意見への理解のあたりの骨組みが、かなりヒントの語句の引用になっていたところは、少し残念でした。自分でなかなか書くことをみつけられない人には、それでもこんなにたくさん書ければたいしたものとほめますが、プーくんの場合は、もっと実力があることがわかっているので、つい厳しくなってしまいます。ごめんなさいね。ヒントを使う場合も、語句や言い回しは違うものになるよう、考えてみましょう。
 今回、要約はバッチリです。よかったです。また、「体験実例」も実際に自分の身のまわりの話題が書けているのがいいですね。ウェーゲナーの伝記実例も、ヒントよりは詳しくなっていました。
★「ダヴィンチ・コード」は下巻に入っていますね。内容は、難しくないですか。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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