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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   意義   あとえ

 学問をなぜ勉強するのかと考えると、「勉強をして社会の役に立つため」とか「学問をとことん究めたい」とかが思いつく。それは他人のためのであったりまた、自分のためであったりする。しかし、今の社会では、とりあえず大学に行くことが目標で、大学に受かった時点で目標を失ってしまう人がたくさんいる。私も、まだ、大学に行って何がしたいという目標がなく、とりあえず大学に行かなくてはというだけで勉強しているようなものだ。だから、こんな自分が大学に進学したときに、目標がなくなって目の前が真っ暗になり、進むべき道が見えなくなってしまいそうで恐怖と不安を感じる。学問の意義はたくさんあるのに、勉強をする意義をもたない人がたくさんいることは大きな問題である。
 その原因として、学校教育における、詰め込み教育があげられる。最近、学校の先生が妙に気合いを入れている。毎日宿題プリントが出て、毎日何らかの小テストがある。それはとてもありがたいことなのだが、毎日毎日課題を終わらせるので精一杯になってしまって、自分の時間がとれないのはとても困る。そして、頭の中が、とりあえず目の前のテストに合格することでいっぱいで、なんだか心苦しく感じる。何のために勉強しているのだろう?その答えを出している時間さえももったいなく感じる。最近の詰め込み教育はこういう所にも悪影響を出している。
 確かに、学問の意義というものを一つに決めるのは、学問が暴走してしまう危険がある。しかし、人生は簡単でいつもうまくいくようなものではなく、悩み考えることの上に成り立つものだから、学問をする目標がないにしても、学ぶ者がなぜ学問を学ぶのかということを深く考えようとしないことは社会における危機である。

   講評   kira

 由希子ちゃん、こんにちは。テスト・模試の渦中にあっても、なぜ学ぶのかを忘れなければ自分の学問ができますよね。がんばろう。

  

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