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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大人になって   いふめ

 現在の日本での生活の中で「ふしぎ」と感じることはあまりない。それは文明が進歩した結果あらゆることが科学的に証明され、それを学校で教わったりニュースを見て知るからである。しかし、それらも解明される前は「ふしぎ」であり、人々はそれを必死になり解明しようとしたと思う。もしも「僕は空を飛べる。」と言う人がいても実際に信じる人はいないはずだし、たとえ本当に空を飛んだとしても「ワイヤーアクションだ。」だとか文句をいい認めはしないと思う。それは今ある常識では解明できないからだと思う。今ある常識的な考えに捕らわれずに、見た物全てを受け入れられるような考えを持つべきだと僕は思う。
 そのための方法としては第一に子供の豊かな感性を失わないようにする。子供の頃は見える物、聞こえる物、触った物の全てがそのまま知識となっていく。だから、子供にとっての「ふしぎ」の答えは自分で感じた物全てが答えになる。僕の体験では小さい頃になくした玩具がどこに行ったかと聞いたら「きっと、ネズミさんが持ってったのよ。」と言っていた。今思えばそんなことはないと言うが子供の頃はそれが本当だと信じ疑わなかった。今は雑誌を何処にやったかと聞くと「ああ、捨てたわ。」と言う返答がよくある。(笑)
 第二の方法としては幼少期の頃からあまり科学的な根拠を教えないようにする。最初から「月にウサギは居ない。」とか「アンパンは空を飛んだり喋らない。」などと言ってしまったら子供は何一つ面白いと感じなくなり、科学的にしか物事を言わなくなったり、証明できないことは全て否定するようになってしまう。そうではなく子供が「ふしぎ」と感じたら答えを教えるのではなく自分で解明させるようにする。科学的な物は学校に行けば共通の答えとして教わるので無理矢理教える必要もない。歴史の中では月に行くのは不可能と言われていたがアポロ11号は見事に月着陸に成功した。これは当時は「そんなの無理だ。」と皆が言っていた中で本気で月に行こうとする人たちの努力の結晶だと思う。
 確かに、科学的な根拠も大切だ。今日があるのも科学的な物の上に成り立っている。しかし、「ふしぎとは解明する物ではなく、自分だけの答えを見つける物だ」。「ふしぎ」をただ単科学的に解明するだけではなく自分だけの答えを見つけそれを信じる。そうすればいずれ人類は銀河系を超えたり、他の星に住むことができるかもしれない。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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