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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   アナログからデジタルへ   プー

時計を選ぶときにはいろいろな選択肢があるが、文字盤がアナログかデジタルかで選ぶというのもある。情報として考えるならば、デジタルは、細分化された「断片的情報」である。一方のアナログは、「情緒的情報」ともいわれるように、全体の傾向や位置づけを表すのは得意だが、細かい部分を見るにはわかりにくい。一方のアナログは、「情緒的情報」ともいわれるように、全体の傾向や位置づけを表すのは得意だが、細かい部分を見るにはわかりにくい。人間の脳にも右脳と左脳があるように、時計のデジタルとアナログも共存共栄で発展していくことだろう。私はデジタル時計を生活の中で生かすことの出来るような生き方をしたい。                               
そのための方法としては第一に、デジタル的な見方をしていくことだ。私はよくゲームをする。私はパズルゲームなどのじっくりやるゲームもやるのだが、アクションやR.P.Gなどのほうが好きだ。しかしそれらのゲームは自分の力だけではどうしても出来ないものがある。そんな時に私は友達に相談する。その時にアナログ的な答えをえると家に帰ってそのゲームの出来ないところをやってもなかなか出来ない。しかしデジタル的の答えが帰って来てその通りにやってみるととても攻略しやすくなる。このようにデジタル的な答えが帰って来ると、アナルグ的な答えよりも分かりやすくなることが多い。だからそのための方法としては第一に、デジタル的な見方をしていることだ。           
そのための方法としては第二に、デジタル的な発想を生活に生かしていくことだ。昔織田信長と言う人物がいた。彼の伝記によると長篠の戦で種子島に伝来してきた鉄砲を使って買ったという。彼はそのとき3000挺の鉄砲を3段にして恐れられていた武田の軍隊を打ち破ったといわれている。信長は、当時の火縄銃がいったん打ち終わってから準備から次の発射まで何秒かかるかをアナログ的ではなくデジタル的な考えで計算してそうしたのだろう。だからそのための方法としては第二に、デジタル的な発想を生活に生かしていくことだ。                                   
確かにデジタル的な考えをしていたらとても伝わりにくい表現もあったりする。しかし「出来上がった規則を何とか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」と言う名言がるように、今までのアナルグ的な考え方から発想を転換してデジタル的な考えを生かしていくべきである。だから私はデジタル時計を生活の中で生かすことのできるような生き方をしたい。

   講評   hota

 今回の長文は、巷でよく話題になる、「デジタルかアナログか」というものでした。電話でも言いましたが、私は完全にアナログ派です。ちょうど、アニメは全盛でしたがコンピュータ・ゲームはまだはやらない頃に育った世代だからかもしれません。旧世代の、最後のあたりに位置しているのでしょうか。でも、アナログ時計は、「時の永続性」ということを感覚的に感じることができると、私は思うのですが。
 要約は、よくできていました。同じ文章が二度入っていたミスを除けば、簡潔によくまとまっていたと思います。「生き方の主題」は、「私はデジタル時計を生活の中で生かすことの出来るような生き方」よりは、もう少し一般的に、「デジタル的な考え方を生かすような生き方」などの方がいいかな。
 「体験実例」は具体的でよかったですが、「アナログ的な答え」と「デジタル的な答え」というのがどのようなものか、もう少し説明があったら、もっとよかったですね。
 伝記実例はむずかしかったですね。ヒントのものがちょうどぴったりだったので、今回はよしとしましょう。
 結びの段落はいいと思います。11月も、この調子で書いていきましょう!

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