対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2259 今日463 合計5335
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   神との闘い   クロノス

 人生はよくゲームに例えられる。運がついていることもあれば最悪の場合もある。相手をだまし、相手にだまされて一喜一憂しながら進行して行く。ドラマ『やまとなでしこ』
の中でも堤真一演ずる中原欧介が『人生は神様のチェスだ』と言っている。チェスは人生を例える上でとても良い材料だと思う。相手のキングを倒すためには必ずなにかを犠牲にしなければならない。人生でいうと楽しい人生を過ごすために常に今の生活から何かを排除しなければならないということだ。これをすべき時は人生の『節目』だ。例えば小学校から中学校に上がるときには何人かの友人とは別れなければならない。しかしその先には
小学校時代とは比べ物にならないくらいの楽しい中学校ライフが待っている。実際僕自身も小学校の卒業間近になると、小学生のままでいたいなどと思うようになった。でも今ではすっかり中学校に慣れてしまって、小学校は良い思い出である。このように人生は常に
なにかを捨て、なにかを得ている。僕はそんな何十年ものゲームの中で人は生きている意味を見つけて、神を相手にしたこのゲームの勝者になりたいと思う。

   講評   huzi

 人生をゲームにたとえる人は、大きな目で余裕を持って時間の流れを見られる人なのでしょうね。
抽象的なテーマの課題でしたが、具体的な体験実例を用いて自分の視点でわかりやすく述べることができました。
  書きかたのルール【項目】はチェックしているかな? 自由自在に考えを書き進めていくのもいいのですが、説得力のある意見を書くための練習として【項目】を有効活用しましょう。
  たしかに、何かを得るためには何かを犠牲にしなければならず、また、ほしいものが大きいほど、犠牲も大きくなる場合が多いですね。さらに節目のときはたいてい忙しく悩みも大きく、心の余裕を失ってしまいがちです。でも、ずっと同じ状況が続くわけではない。いつか新しい世界が訪れると思うことができれば、オガチョンくんのいう「人生の勝者」に一歩近づくことができるのでしょう。
 これからの人生、いろいろなことが起こると思いますが、小学校から中学に進学した時に味わった「比べものにならない楽しさ」の経験を忘れずね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)