対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ミミズがある生態系に(感) 周
ミミズは、土を豊かにするために決定的に重要な動物だ。ミミズは、毎日土を食べて生きている。土はミミズの口から入って外へ出ると、また土になる。しかし、ミミズの口へ入る前の土とミミズが外へ出した土とは土の性質が違って、水や空気が通りやすく、豊かなやわらかい黒い土になっている。だからミミズが死ぬと土が固くなって土が死んでしまう。ダーウィンは、もしミミズがこの世にいなくなったら植物は滅亡に瀕するだろうと結論している。僕は、ミミズのような小さな自然の役割を見直さなければならないと思う。
第一の理由は、人間がその役割をまだ知らないだけかもしれないからだ。僕は前に花壇で土を掘っていてミミズを見つけてびっくりしたことがある。そのときミミズなんていなくなれば良いと思っていたが、そのミミズもその花壇の土を食べて、水や空気が通りやすいやわらかい黒い土を出すという重要な役割を果たしていたのだろう。
第二の理由は、人間が自分のことだけしか考えていないために、環境が破壊されているからだ。25、世界の二酸化炭素排出量の割合(環境庁 1994年)1位 アメリカ 22.4% 2位 中国13.4% 3位 ロシア 7.1% 4位 日本 4.9%というデータがある。二酸化炭素は地球に温暖化をもたらしてしまう物質で、この100年間に地球の表面温度は、約0,4〜0,8℃上昇している。これからも上昇をつづけると、蚊の生息する地帯の増加につながったりする。いろいろな地球への影響を避けるために二酸化炭素を排出する量を減らすべきだと思う。
物事を大きく捉える必要があると思うが、小さなことの役割にこそ目を向けなければならないと思う。「26、雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである」という言葉があるようにいまだ発見されていない小さな役割を見つけなければならないと思う。
講評 kira
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