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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   好きな食べ物   ライム

 ぼくが一番好きな食べ物は、焼き林檎だ。焼き林檎には、お母さんの古い懐かしいおいしいおやつだったと言う。(ぼくは、お母さんが、甘いものを食べたと言ったのでビックリした。」もともとお母さんは、甘いものが嫌いで、薦めめられてもなかなか食べなかったそうである。この頃は、甘いものが嫌いで焼き林檎でも食べなかったと言う。しかし、おばあちゃんが手間をかけて作った焼き林檎をお母さんは、残そうとしていたところに、おばあちゃんが来て、「少しだけでも食べてみなさい、手間をかけて作ったものには、おいしさが増すのよ」と言われたそうである。お母さんが仕方なく食べてみると焼き林檎は、とてもおいしかったそうである。お母さんが覚えている言葉は、「なんでも一回は、食べてみなさい。焼き林檎のようにおいしかったりするからね。」
 僕もお母さんに、あまりにもおいしいのというので、焼き林檎を作ってもらった。焼き林檎を作ってもらって、約一時間も焼いたそうだ。その焼き林檎は、バターで焼いて、丸ごとで焼いたそうだ。(お母さんに聞いたが、焼き林檎を冷やしてもおいしいし、暖めてもおいしいよと言っていた。)僕は、楽しみで楽しみで、ずっとキッチンに立っていた。やっとできあがった時、僕は、笑い転げてしまった。しわしわで、まるでおじいさん林檎だったのだ。(笑)しかし、中身は、やわらかくて、汁が、とても甘かった。これは、僕が一番好きなおやつになった。ぼくも、時々今も焼き林檎を作ってもらって食べている。その焼き林檎を食べると、そのシーンが、目に映るように感じる。
 僕は、焼き林檎を食べて思ったが、それは、好きな食べ物とは、人を楽しみや、よろこびにしてくれたり、その思い出を残している、大切な食べ物なのである。

   講評   miri

<第1段落>書き出しに、たとえば焼きりんごをほおばったときの感激の言葉などを用いて、それをもう一度、結びにも使うと「書き出しの結び」ができあがります。印象深くなります。今度やってみてね。
<第2段落>最初にお母さんの焼きりんごの思い出、続けて自分の番、というふうに時間の流れにそっているので、懐かしい味の焼きりんごの話にうまくマッチしています。
<第3段落>簡潔にまとめましたが、よいことをいっています。
「その味わいとともに大切なことを思い出すことができる」わけですね。
 冬になるとますますおいしくなりますね。たのしみですね!



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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