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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   努力しよう   えなも

 クリントンの税制案は、金持ちにはたくさん払わせ、逆に貧しい人からは徴収せず、与えようというものであった。一見この所得再分配は、ヒューマニズム的なものの見方だがしかし、実際は、金持ちの人の努力を評価しないという何とも不平等なものである。貧乏な人は努力してお金をためた人からお金をもらうことになる。わたしは、自分の努力によって豊かになるべきだと思う。福祉に甘えるのではなく、それぞれが努力することが大事だ。
 第一の理由は、努力が報われない社会では人はやる気が出ないからだ。例えば、スウェーデンでは所得税をたくさん払わなければならない。その代わり、老後の暮らしはしっかり保障されるのだ。その結果、高額所得者が国を去った。平等な社会を目指して、金持ちから金を取る。それでは働く意欲がなくなり、働かないほうが楽だと考得てしまう。やはり、頑張った結果、金持ちになった人の功績を称えることが必要だ。
 第二の理由は、働かなくても福祉によって保障されるのであれば、人は働かないからだ。イギリスのサッチャー首相は、努力して働くより援助を求める人が増えたことにより活力がなくなったとき、自分で努力をしない人には補助金を与えないという施策を出した。みごとに成功し、イギリスは発展した。やはり、弱い人を甘やかして援助するという社会では、みんなが堕落してしまう。もっと厳しい社会にすることで、その国の評価が上る。
 確かに、現在のアメリカのように極端に貧富の差がある場合は所得の再分配をせざるをえない。なぜなら、アメリカの貧民においては、彼らの努力によって貧しくなったわけではないし、彼らの力ではどうすることもできないからだ。しかし、人間は、甘やかされるより厳しくされたほうが成長するので、自らの努力によって自分の報酬を得るべきだ。頑張ったということがものになって表れるのがお金であればいい。

   講評   kira


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