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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本の世界   さっC

 これまでの人の観察や考えを利用するという必要から、読書はまず必要である。孔子は、書物を読むことの利益を、初めて説き示した東洋人であるといってよい。われわれも、何かそれぞれに好きな書物を、とじ糸が三度もきれるほど愛読したいものである。(要約)
 「あと少しで読み終わってしまう。この話の続きがあればなぁ。」
私の好きな本はハードルという本だ。「ハードル」はとても感動する。全部、自分の力でやりこえていく話だ。友達の大切さを書いている本だと思う。私は本の中に吸い込まれていった。最後は友達とけんかをして暴力をふり、病院まで行ったが、友達という大切さをわかり合って仲直りをしたという話だ。私はその場面で目に涙をうかべた。時々、私はその主人公と友達であったらなぁと思う。もし、友達だったら一緒にけんかしただろうし、一緒に友達という大切さを味わったと思う。(似た話)
 私が幼稚園の頃、幼稚園でよく先生に本を読み聞かせしてもらっていた。でも私は読んでもらうより、読んであげるほうが好きだった。まるで自分が幼稚園の先生のようになっているようだった。(表現)だから、家ではいつも家族に聞いてもらっていた。そんな私でも絶対に一人で何回も読みたい本があった。「おしいれのぼうけん」「おっこちゃんとたんたんうさぎ」という二冊の本だ。本の内容が長くて小さな字だったから家族に聞いてもらわなかったのもあるが、なんとなくこの本はじっくり集中して読みたいのだ。最初の二、三ページから本の世界に吸い込まれていた。この本は五回以上は読んだと思う。(前の話)
 本というものは私の友達の中の一つだ。特に一回読むのではなく、二回も三回も読めばいいとわかった。一回目に思ったことと二回目に読んだときに思ったことと全然ちがうときがある。そして忘れない。幼稚園のときに読んだ本はもうあげてしまったりしたけれど五年生になっても忘れていない。それは何回も読んでいたからだと思う。くりかえし読むということは大切だとわかった。
 「目標はあと三回以上読むこと!!」
私は元気よく言った。

   講評   jun

 要約は、短いけれど、大事なポイントをしっかり抜き出すことができています。
 いつものように、似た話を会話で始めることができました。さっCさんが感動した「ハードル」という本について書いてくれましたね。本の世界にすっかり入り込んで、「主人公と友達であったらなぁ。」と思う気持ちはよくわかります。
 三つ目の段落は、自分の幼稚園のころの話を思い出して書くことができました。幼稚園のころから、さっCさんは、本を読んでもらうよりも誰かに読んであげる方が好きだったのね。そのころ、印象に残った本の題名をしっかり覚えているとはさすがですね。
 本についてわかったこともたっぷり書けました。何事もくりかえしが大事なようですね。結びの工夫もできました。
                               

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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