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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大切な時間   すいーとぽてと

 「ああすれば、こうなる」型の社会では、更に違った側面が現れる。そのひとつは、時間の変質である。「真の未来」を、現代社会は惜しみなく奪う。手帳は、意識のひとつである。意識という手帳は、そこにかかれていない予定を無視する。そして、その世界では、意識が全てとなり、現在化する。私は、未来の準備のために時間を使うのではなく、今のために使うのが、良いと思う。
 第一の理由は、先のことを考えていても、未来は不確定だからだ。数学の授業で、毎回宿題が出される。そして、その日もいつものように宿題が出された。問題集の問題番号を先生が黒板に書いた。それを私は、ページと勘違いしており、まだ習っていないところをやってしまった。
「何これ!?訳わかんない!先生がちゃんと説明しないからだ!!」
と、文句を言いながらも、先生の授業を真面目に聞いていなかったのだと思い、何時間もかかってずっとそのページをやっていた。次の日の朝友達に、
「問題集できた?すっごく難しくなかった?」
と聞き、
「ここと、ここと。」
と言いながら、分からなかった部分を指差していった。そこではじめて、他の人と違うところをやっていたということに気づいた。その後、急いで本当に宿題として出たところを始めた。
 第二の理由は、未来のために今の時間を犠牲にしていると、ストレスがたまるからだ。データ集に、「10代女性のストレス解消法」、「10代男性のストレス解消法」という資料があり、ともに第一位がカラオケだった。10代の人のストレスとは、どういうものなのだろう。と思ったところ、原因は勉強ではないかと思った。最近、「学習指導要領」で、勉強の内容が少しずつ簡単になっていっている。そのため、塾に通い、私立等
の学校を受験する人が増えてきていると思う。受験のプレッシャーが、重なり、ストレスになるのではないか、と思った。
 確かに、計画を立てることは大切だ。しかし、「人が旅行するのは、到着するためではなく旅行するためである。」という名言があるように、ちょっとした時間一つ一つを、大切にしていきたい。

   講評   kira


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