対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然は親友   くらりねっと

 私の家のすぐ近くに、道樹山、弥勒山、大谷山という山がある。そのうちの一つの山(多分弥勒山だと思う)が、だんだん削られてきている。何やら変な(?)爆弾でも使っているのだろうか、ときどき、ドカーンと大きな音が聞こえる。その音が聞こえると、私は、
(また山削ったのかぁ。)
といつも思う。その証拠に、日に日に緑色が少なくなっているのだ。そして代わりに土がむき出しになっている。でもよく見ると、気のせいだろうか、まるで愛知県の様な形に削ってあるような気が・・・(笑)。ところで、何で山を削っているのだろうか? もちろん誰かが趣味で削っていることはない(笑)。電車の線路のまわりに、石が置いてあるのを見たことがあるだろうか。その石を、山からとっているのである。というように、私の身の回りにある自然は、だんだんと壊されているのである。私の近くだけではなく、もう少し視野を広げると、愛知万博でも同じ事だ。万博のテーマは「自然の叡智」。私は、これについて思ったことがある。愛知万博の会場になる前は、青少年公園という施設が建っていた。そこに、私は幼稚園の頃から何回も行ったことがある。緑があって良いところだった。それなのに、青少年公園を壊して、愛知万博の会場にしてしまった。確かに愛知万博を行う事は良いと思う。けれども、テーマが「自然の叡智」なのに、自然があった青少年公園を壊してしまったのはおかしいと感じたのだ。自然を壊してまで、何かをする必要はないと思う。
 人間にとって自然とは、これからも大切にしていかなければならないものだと思った。「剣によって立つものは剣によって滅ぶ」という諺がある。もしも人間が、自然を全部破壊してしまったらどうなるだろうか。例えば、台風がもたらす雨で考えてみよう。自然があれば、「緑のダム」として、木が水を吸ってくれる。しかし、自然がなかったら、あっという間に大洪水になってしまう。ということは、人間の命が消える可能性も少なくない。このように、自然を破壊してしまったら、こんどは自然が私達を滅ぼしてしまうかもしれないのだ。自然は私達の親友だ。その親友と、助け合いながら生きていく事が、これからの課題だと私は思う。

   講評   kiri

 

 こんにちは。
 思い切って、ミミズの体験例をすべて削ってしまったんだね。まとまった、いい作文に仕上がっています。
 11月もがんばったね。今年もあと1カ月。12月の作文も楽しみにしています。

 進級テストの準備も忘れずにね!
                      

 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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