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　　　詩的な言葉の大切さ　　　すいーとぽてと

　私は、詩的な言葉を大切にするべきだと思う。
　第一の理由は、実用的な言葉だけでは生活がつまらなくなってしまうからだ。授業でも、事実を伝えられるだけでは、眠くなってしまう。私は、勉強は余り好きではないのだが、その中でも特に、用件だけを伝えられる授業は飽きてしまい、又、頭に入らない。実際、授業中に寝てしまったことがあった。数学の授業を受けていて、ずっと方程式の問題の解説をしていた。教室に、かすかな話し声が聞こえた。そこまでは起きていたのだが、途中で黒板を見ながら寝てしまった。そのとき、ある友達も寝ていた。先生は、彼女が寝ていることに気付き、
「起きなさあい！」
と怒鳴った。先生は、剣道部の顧問なだけあり、怒鳴ると怖い。びっくりして目を覚まし、辺りを見回した。そのとき、先生は、違う人に怒鳴っていた。私が寝ていたことには気付いていないようだったので、ずっと真面目に授業を受けていたかのような顔をして、また授業に参加した。そして、方程式のテストの日がやってきた。びっくりするほどボロボロだった。これからは、睡眠時間をたくさんとり、授業中に寝ないように気をつけなければと、当たり前のようなことを思った。
　第二の理由は、詩的な言葉は印象に残るからだ。データ集にある「１０代女性のストレス解消法」の一位がカラオケの、16.4パーセントだ。二位は、食べることで７．５パーセント、三位は長電話の５．６パーセントだ。私も、カラオケはしないが、家の中で、ほとんどの時間、歌っている。歌うと、元気になり、ストレスがたまっていることを忘れてしまう。また、歌詞を考えながら歌い、共感することもある。詩的な言葉がたくさん出てくるので、それが印象に残り、ストレスが解消されるのだろう。
　確かに、事実をありのままに説明することも大切だ。しかし、「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである。」という名言があるように、これからも、詩的な言葉の良さを発見していこうと思う。そして、たくさんの詩的な言葉を使いたいと思った。

　　　講評　　　kira