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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本の規制   はるる

 規制というものは、多すぎても少なすぎても良くなく、正に丁度良い数が理想である。では私たちが暮らしている日本はどうだろうか。どうも日本の規制の数は多い方になるらしい。確かに実生活において全く縁のない規制がどれだけあるかと考えれば、納得できることである。私は規制が多すぎるということは問題だと思う。
 その原因として、「悪」の規制が悠々とはびこっていることが挙げられる。まだ何もこの国に何も存在していなかった頃、私たちの祖先はきっと必要最低限の法を制定しただろう。しかし、月日がたつにつれ必要となる規制は増えてゆき、そのどさくさにまぎれて何人かの役人は「悪」と言うことのできる規制を作っていった。現代ではその「悪」の規制が数えきれない程である。
 確かに規制は秩序を守る上では必要不可欠なものであるが、それに便乗した「悪」の法を野放しにしてはならない。規制は多ければ良いというものではなく、無秩序にならない程度の数で価値のある規制であることが重要である。私は今の日本にはその「悪」の規制が多いことが問題だと思う。

   講評   sugi

 規制のない社会では安心して暮らしていくことができないので、人間社会ではある程度の規制は不可欠。しかし、当然のことながら、やたらと規制すればよいというものでもないね。そこで、はるるさんは、規制の数を問題にしているのか、規制の質を問題にしているのか、どちらなのかな? まずそこをはっきりさせてみよう。第二段落の内容を見ると、どちらかというと「質」のほうに問題を感じているようだね。
 「悪」の規制を社会問題の主題とすると、その原因は何だろう……。現状に合わなくなった法律や制度を、それがあることによって利益を受ける人々が変えたがらなかったり、つまらない規制をこと細かに定めなくてはならないほど、私たちのレベルが低かったり。(笑)さまざまな原因が考えられそうです。
 もう少し字数を増やすことができれば、はるるさんなら、このテーマでもっとおもしろいことが書けそうです。「悪」の規制の例なども、たくさん出てくるのではないかな? 

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