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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ゴミ   れもん

 人が生活する上で必然的に排出されるゴミ。言わばゴミは影の部分だ。ゴミは人を不快にさせる上、とても厄介なものだ。出来ることなら、自分の目の前から消えてしまえば楽なのに、誰もが抱いてしまう感情だ。その明らかな自己中心的な感情を抑えられず、行動として現されたものがポイ捨てである。公共の場にゴミを捨てる、自分の領域からゴミを消すこと。ポイ捨ては言い方を変えれば責任放棄なのだ。自分のゴミさえ管理できないのは、地球問題などの話以前に、とても恥ずかしいことだと思う。私はポイ捨てには絶対に反対だ。(是非の主題)
 その第一の理由は、一つのポイ捨ては更なるポイ捨てを呼ぶからだ。ここにポイ捨てをしたのは自分だけではない、それが何重にも重なり取り返しのつかないことになる。私はテレビで、ポイ捨て現場に鳥居を設置したらポイ捨てが消滅したという話を見たことがある。しかし、もしそこに初めから一つでもゴミが置かれていたとしたら、結果は変化しただろう。このように、一つのポイ捨てがあることにより、ポイ捨ては何重にも重なってしまうのだ。(複数の理由Ⅰ)
 第二の理由は、環境問題にまで発展してしまうからだ。地球温暖化、オゾン層の破壊など、今世界では環境問題が深刻化している。その一方、人類一人一人のそれに対する意識は薄いようだ。「日本の年間ゴミ排出量は5020万トン。東京ドーム135杯分。」というデータもあるように、実は日本人こそ、環境問題を意識しなければいけない立場に立たされているのだ。ポイ捨てという一人の人間がした一つの行為により、莫大な影響が地球にまで及んでいるということを忘れてはいけない。(複数の理由Ⅱ)(データ)
 確かに一人一人の行動はとても小さなものである。しかし、「ちりも積もれば山となる」これが良い意味でも悪い意味でも実践されるものは環境問題ほどないのではないだろうか。「問題とは、そこにあるものではなく、自分が作るものである。」という名言もあるように、これ以上深刻化させないためにも、少しずつ改善していくためにも、一人一人の小さな心ある行動が大切である。ゴミをしっかり処理すること、それは一人一人の責任を果たすことと同じなのである。(是非の主題)(反対意見)(名言)
               

   講評   nara


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