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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   中身が大事   えこに

 一流ホテルの、いかにも「一流でござい」というロビーに、たいていこうした男女の一群がたむろしているのは、そうでないとどうしていいか分からない客がいると考え、ホテル側があらかじめそれ専門の「仕出屋」に頼んで用意しておく場合が多いからである。そのためには当然、経費もかかるが、ロビーを利用する客のランク最上位にある「待ち合わせ場所」としてふさわしい体験をしてもらうことはホテル側としてもあることであるし、これにはちょっとした教育効果もある。
 確かに、自分らしさは大切だ。私は、できるだけ自分らしい服装で行動するようにしている。あるとき、学年で自然教室に行ったときだ。まだ、中学2年生なのに大人っぽい洋服を着ていた人がいろいろいた。私は、あの人が私服になると様子が変わるなと思った。今までは、面白かった子でも洋服を着ると大人びた感じになっているのだ。私は、皆の雰囲気があまりにも変わりすぎていたので驚いてしまった。仲の良い友達も少しいつもと違うかなと思ったときもあった。そのときも少し驚いてしまった。ところが同じクラスの友達と遊びにいったときがあったがその友達はいつもと同じように明るかった。自然教室のときととは洋服が少し違っていた。いつもの友達だった。私は、自然教室の時でも普通に遊ぶ時でも自分にあった洋服を着るようにしている。   
 しかし、その場に応じた振る舞いをすることも大切だ。例えば、一寸法師のお話だ。一寸法師は、お殿様に会いに行くためにきちんと身支度をして行く。いつもは、少し汚い洋服を着ているが偉い人に会いに行くという大切なことだからきちんとした格好なのだ。私たちが、旅行などに行ったときもそうだ。旅館などでは温泉から出てきたあとは浴衣などを着ていて平気だ。スリッパも履いていても平気だ。ところが、ホテルでは入浴後はパジャマのようなものを着たりホテルの中を歩く時でも靴を履いていなければならない。ホテルで、そのような格好をすることはその場がきちんとしているからだ。
 確かに、自分らしさもその場に応じた振る舞いをすることも大切だ。だが、一番大切なことは自分をしっかり持つことだ。「持ち物を気にするのは実力に自身がない証拠である。」という名言があるように外見よりも中身が大事ということである。

   講評   itigo

 雅子ちゃん、こんにちは。毎日寒いね(>_<) 早く春にならないかな・・・。まだまだか(-o-;)

<第一段落>本文をうまく抜き出して自分の言葉で上手につなげて要約をきちんとまとめられたね。

<第二段落>個性を尊重することの大切さをうまく自分の身近な体験を例に挙げて説明できました☆ いつもは制服姿の友達が私服に着替えた自然教室、印象ががらっと違った子がたくさんいたことでしょう。たまに不思議な趣味をしてる子も・・・(^o^; 雅子ちゃんはどんな時も自分らしい服装をしているとのこと。どんな服装をしているのかもうちょっと詳しく書けるとよかったかな。

<第三段落>そうは言っても、その場に合った振る舞いをするのも大事なこと。電話でも説明をよく聞いていてくれたので、昔話に一寸法師を取り上げたり、実例としてホテルと旅館の違いの説明もよくできているよ。「一寸法師という昔話では、」というふうに「昔話」というキーワードを入れるといいかな。

<第四段落>総合化の主題にふさわしい名言を選択できました。まさに外見より中身で頑張っていきましょう(^◇^)

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