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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ソクラテス   すし

だと思う。ソクラテスは、自分の仕事は人間が正しい理解を「生み出す」手伝いをすることだ、と思っていた。自分の中から生まれた知だけが本当の理解だ。ソクラテスは自分がどれほどものを知らないかということでなやんでいた。哲学者とは自分には分けの分からないことがたくさんあることを知っている人、そしてそのことを思いつめていた。あきらめない人、知恵を手にいれようとあくことなく努める人に。もっとかしこい人は自分が知らないということを知っているひとだ。
この文章を読んですごいと思ったことは、ソクラテスは自分が知らないと言うことを知っている。というところがすごかった。このようなことがある。漢字の勉強などで何回か漢字を練習する。初めのうちはよくまちがえるが3回目になるとだいぶ覚えて、5回目〜6回目になると全部覚えられるようになる。(問題数や覚え方によって3回〜4回で覚えられる。)何回も練習して覚えたつもりでいても、いきなり(ぬきうち)その漢字を使ったテストを出されても分からないということがあるかもしれない。
前に聞いた話だが、昔話の「花咲かじじい」は子犬(またはポチ)のおかげで宝物や小判をもらえた。よくばりじいさんがその話を聞きつけて子犬をかしてくれと言う。ことわりきれなかったやさしいじいさんはよくばりじいさんに子犬をかした。やさしいじいさんは子犬のご飯(団子汁)や飼い方をよくばりじいさんに教えた。よくばりじいさんはそんなことより宝物がほしいのでそんな話を聞き流していた。家にかえったよくばりじいさん子犬になにをあげるのか忘れたので適当に団子の入っていない汁を子犬にあげた。団子を食べていない子犬は背中によくばりじいさんをのせたがすぎたおれてしまった。そこをほりかえすとへんなものがでてきたので子犬をおので、切った。まるでよく昔話に出てくる鬼のように怖いじいさんだなあと思った。子犬のご飯のメニューを忘れたなら適当にあげないでやさしいじいさんにもう1度聞いたら(やさしいじいさんだからたぶんもう1度言ってくれると思う)団子汁を子犬にあげて子犬に力がついて宝物をほりだせたということになっただろう。(よくばりじいさんははやく宝がほしかったのでそんなことはしなかっただろう。)このようなことを「聞くは一時の恥聞かぬは末代の恥」と言う。
分かったことは「花咲かじじい」のよくばりじいさんや、分からないと思った問題などをほっとかず、はっきりと「○○が分からない」と言ってほんとうは分からないのに分かっているといばって(知ったかぶり)いないでいることが大切

   講評   yama

こんにちは。自分が知らないということを認めるのは勇気がいりますよね。現状に満足せず、「自分はまだまだ何も知らない」と常に上を目指すソクラテスのように向上心をもって生きていきたいですね。

<構成>要約は大事なところを抜き出せています。量もちょうどよいですよ。
<題材>前の話として「花咲かじじい」の昔話が入りました。昔話には教訓がいっぱいですね。よくばりな気持ちではろくなことにならない、分からないことはきちんと聞かないと良い結果にならない、と教えてくれてます。似た話をうまくもってこれましたね。
<表現>「聞くは一時の恥聞かぬは末代の恥」ということわざは今回の長文にぴったりですね。確かに知らないことを聞くのは恥ずかしいですが、知ったかぶりがばれるのももっと恥ずかしいですからね。
<主題>分からないと思った問題をほっとかないで、きちんと確かめる事はとても大切ですね。いつも心に留めておきたいものです。

 文頭にある「だと思う」はコピーする時などに間違って移動しちゃったのかな?送信する前にも一度、表記ミス、タイプミスがないか読み返してみましょうね。

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