対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2566 今日2420 合計4986
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   世間   コウダイ

 僕は世間にとらわれすぎるのはよくないと思う。
 その理由は、個人の意見を持ちにくくなるからだ。僕が小二の時、六十円の蜜柑が五個で何円でしょう?という問題で、六十×五という式と五×六十という式が出た。どちらが正しい式かという議論になって、正しい方に手を挙げる事になった。僕は六十×五だと思っていたが、ほぼ全員が五×六十に手を挙げた。結局僕は六十×五の方に手を挙げられなかった。そういう体験をしたことがある。正しい答えが分かった時、やっぱりあっちやったか!と思ってすごく悔しかったのを覚えている。
 二つ目の理由は、みんなと同じ視野で物事をみてしまうからだ。行きたい旅行先を調べた「一位オーストラリア57.2%ニ位ハワイ48.4%三位カナダ47.6%四位スイス45.6%」(日本交通公社1997年)というデータがある。自分の行きたい所が周囲の影響を受けているのがよく分かる。今日本がヨン様ブームなのもまわりがヨン様ヨン様と言っているから自分もその影響を受けたのではないかと僕は思っている。
 確かに仲間同士で助け合う事も大切だ。しかし「自分が考える通りに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」という名言もあるように、世間にとらわれずに個人の意見を持ち、自分の価値観をなくさない事が大事だ。

   講評   sumomo


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)