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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ポイ捨ての証拠   ポテチ

最近新聞などをみると「環境問題」という項目が目につく。そこだけを見るととても環境問題を重視しているように思えるが、実際はそうでもないと思う。事実、公園や道で必ず見かけるのは「ゴミ」のポイ捨てだ。お菓子のゴミやティッシュ、そして一番多いのは煙草の吸った後の吸い殻である。ゴミ箱がある公園にも捨ててある。「ゴミを分別して捨てよう」というポスターの前にも捨ててある。そのゴミをわざわざ拾う人はいないのでずっとそこに置いてあることになる。それでいいのだろうか。私は絶対にポイ捨てはいけないと思う。
その理由の一つに一人が捨てると皆が捨て始めるからだ。ゴミが一つもない道路では捨てようと思っても捨てがたくなる。しかしそこに一つでもゴミがあったら平気で捨てることができると思う。これがいわゆる「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」ということかもしれない。その良い例がディズニーランドである。ディズニーランドでは、ゴミを拾う人達がローラースケートをはいていて子供たちの中のヒロイン的な存在になっている。ヒロインがゴミを拾っていると、それをみている周りの人たちはゴミを捨てがたくなる。事実、パレードの時に地面に座っても抵抗がない程きれいだ。私はディズニーランドのようなゴミのない道を目指したらいいと思う。しかし実際の道ばたではディズニーランドのヒロインように拾ってくれる人がいない。だから、人々が最初からゴミを捨てないという意識をすることが大切だと思う。
第二の理由にポイ捨てと言う行為は環境について深刻に考えていないという証拠になるからだ。いくら人の前で「地球温暖化は将来のためによくない」とか「酸性雨の被害が年々増え続けている」などと偉そうなことをいっていても、実際にその帰り道煙草を捨てていたら結局口先だけなのだ。逆をいえば捨てられているゴミの量で環境への無関心さが分かるともいえる。環境庁のデータによると世界の二酸化炭素排出量の割合に日本は四位となっている。四位といっても他の国は面積が日本より広い。だから実際には日本が一番だしているのだと思う。面積の小さい日本が世界の中でも上位にはいる程二酸化炭素を出しているのは、国民が無関心すぎるからという理由ではないだろうか。国民が無関心なら「省エネ」や「エコ」などの言葉も意味がなくなると思う。だから、まずは国民の意識を変え、ポイ捨てをなくすべきだ。
 確かにゴミ箱がない時に捨ててしまうという気持ちも分かる。しかし「未来には、ひとりでにできる未来と、自分で作る未来との二つがある。」という名言がある。「自分で作るみらい」の中に「環境をなくす」という項目が入らないようにするには、たとえどんなに小さなことでも一人一人の努力が必要だと思う。また、周りに環境に無関心な人がいるならば、関心のある人が教えてあげると良いと思う。そうして関心を高めていくことが環境問題解決の一歩なのではないだろうか。

   講評   inoro

 こんにちは、愛美ちゃん。清書、素敵な作文が届きましたよ。字数を1200字でトライしてくれたのですね。大変上手に文章が補われていました。がんばりましたね。誠実で努力家な愛美ちゃんに、先生はいつも感動しています。2月になりました。今月も励んでいきましょうね! 応援しています。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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