対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2566 今日415 合計2981
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   親のしつけの必要性   シーラカンス

 本質的な問題に対してどんな点から気づくのだろうか。それは人の素質によるもので皆が同じと言うわけではない。では人の素質と言うものはどこで変化が起こるのだろうか。それは様々な要因が考えられるが主としては家庭内の躾である。親が子供にやってはいけないことやこの時間に寝るなどということを小さい頃から躾することによって子供は我慢をし歳がすぎていっても躾されたことはきちんと自覚していられるのである。日常生活を通じて躾をするということはあまりにも普遍的なことであるがこれらの積み重ねによって将来の判断力の一端が育っていくのだ。日本にも愛情のこもった躾をする世帯はまだ少なからず残っている。しかしほとんどの親が愛情込めて躾をしていない。なぜこのようになってしまったのか。このような日本で良いのかと私はつくづく思う。だから私は子どもの成長には愛情のある躾が必要だと思う。《主題》
 その理由は第一に、愛情のある躾を受けないで成長してしまうと人間性が養われないからだ。最近ニュースで殺人事件が増えてきている。よく若い人たち何のきっかけもなく「殺したかったから」などと供述している。これはテレビゲーム化が問題なのだ。なぜかというと闘うゲームのやりすぎで殺人が起きているからだ。子供をとても良い天気なのに家の中で遊ばせているのは親がほっといているからである。そもそも家の中で遊ばなければゲームなんていうものは存在しない。少しの趣味として楽しむなら全然影響を及ぼさないのだが家に帰ったらゲームしかしていないとなっても注意していない親がいる。子供が将来麻薬を飲んだり殺人したりなどという悪い行為を繰り返すことをその人たちは恐れていない、すなわち子供に対する躾が無頓着、愛情がないのである。先月、有名百貨店のエレベーターで信じられない光景を見た。最近発売されたゲームが二種類ある。そのうちの一つnintendoが出したDSという商品がある。その商品をなんと幼稚園の通園バックをしょっていた。つまり6才以下なのである。小さい時からゲームを買ってあげるというなんという親の子供に対する甘さが改めて感じられた。《構成》
 その理由は第二に、親からの愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を伝えることができないからだ。前の段落でも説明したように愛情を伝えられる大人は数少ない。私は親以外に自然の美しさについて愛情込めて語ってくれた人がいる。それは6年の時の修学旅行のときだった。私が知らなかったこと「蛙の捕まえ方や田植えの仕方など」を質問をしても事細かに教えてくれた。おかげで自然の素晴らしさを感じることができた。だがこのような人は少なくなる傾向にある。今の大人が子供に愛情を持って接し躾なかったら今子供である我々だって伝えようがない。すなわち悪循環の始まりなのだ。このままいくと日本は滅びる時がきてしまう。長く生きている人の話を聞いて我々若者は見習うべきである。パソコンにあるチャットと言うものがある。サイトを開く人がおおく全然知らない他人との交流をしている。ある人の意見に対し賛同でき意見を書くということはその人の意見に愛情があるからである。人間は愛情を出すことはできる。なぜそのような愛情を他人にぶつけないのか私はいささか不思議である。《構成》《表現》
 確かに子供はそれぞれ生まれながらの素質が違うと言うこともあるだろう。しかし、「みにくいアヒルの子が立派な白鳥になったのには白鳥の躾が必要なのだ」という名言にあるように親(他人)の愛情がある躾が子どもの成長には欠かせないと私は思う。

   講評   miri


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)