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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   親の躾の重要性   シーラカンス

 本質的な問題に対してどんな点から気づくのだろうか。それは人の素質によるもので皆が同じと言うわけではない。では人の素質と言うものはどこで変化が起こるのだろうか。それは主として家庭内の躾である。親が子供にやってはいけないことやこの時間に寝るなどということを小さい頃から躾することによって子供は我慢をし歳がすぎていっても躾されたことはきちんと自覚していられるのである。日常生活を通じて躾をするということはあまりにも普遍的なことであるがこれらの積み重ねによって将来の判断力の一端が育っていくのだ。日本は昔のように愛情込めて躾をする人が減った。なぜこのようになってしまったのか。このままで日本で良いのかと私はつくづく思う。だから私は子どもの成長には愛情のある躾が必要だと思う。
 その理由は第一に、愛情のある躾を受けないで成長してしまうと人間性が養われないからだ。最近ニュースで殺人事件が増えてきている。これはテレビゲーム化が問題なのだ。なぜかというと闘うゲームなどのやりすぎで殺人が起きているからだ。少しの趣味として楽しむなら全然影響を及ぼさないのだが家に帰ったらゲームしかしていないとなっても注意していない親がいる。子供が将来麻薬を飲んだり殺人したりなどという悪い行為を繰り返すことをその人たちは恐れていない。先月、有名百貨店のエレベーターの中で信じられない光景を見た。nintendoが出したDSという新商品のゲームがある。その商品をなんと幼稚園の通園バックを持った男の子がやっていた。これから脳が発達するというのに小さい時からゲームを買ってあげる。このような親の子供に対する甘さが躾を受けないで育ってしまっている原因の一つになっていると思う。第二の理由として親からの愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を伝えることができないからだ。私は親以外に自然の美しさについて愛情込めて語ってくれた人がいる。それは6年の修学旅行のときだった。私が知らなかったこと「蛙の捕まえ方や田植えの仕方など」を質問をしても事細かに教えてくれた。おかげで自然の素晴らしさを改めて感じることができた。だが残念なことにこのような人たちは減ってきている。今の大人が子供に愛情を持って接し躾なかったら今子供である我々だって伝えようがない。すなわち悪循環の始まりなのだ。パソコンにあるチャットというものがある。サイトを開く人がおおく全然知らない他人との交流をしている。ある人の意見に対し賛同でき意見を書くということはその人の意見に愛情があるからである。人間は愛情を出すことはできる。なぜそのような愛情を他人にぶつけて語らないのか私はいささか不思議である。
 確かに子供はそれぞれ生まれながらの素質が違うということもあるだろう。しかし、「みにくいアヒルの子が立派な白鳥になったのには白鳥の躾が必要なのだ」という名言にあるように親(他人)の愛情がある躾が子どもの成長には欠かせないと私は思う。

   講評   miri


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