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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世界に認めてもらうためには   えあゆ

   世界に認めてもらうためには・・・
                 文音
 だいたいの人間は、「狂気」のようなものを持っている。我々の心の中、体の中にある様々な傾向のものが、常に動いていて、我々が何か行動を起こす場合には、そのようなものが、あたかも磁気にかかった鉄粉のように一定の方向を向く。そして、その方向へ進むのに一番適した傾向を持ったものが、と頭をもたげ、まとまった大きな力になるものである。そのまま進み続けると、人間は興奮してゆき、ついには精神も肉体も歪みが生じる。「狂気」が収まると人間は、いずれ平静な状態に飽きて、再び狂気を求めるのである。「狂気」は否定するものではなく、「狂気」を反省させるための自覚が必要となってくるのである。私は、人間は、たまには「狂気」も必要であると考える。(要約・是非の主題)
 私がこのように考える理由は第一に、ごく
普通の人と同じような生活を送っていたら、たとえ素質を持っていようが、ただのごく普通の人間にしかなれないからである。今まで世界に認められてきた人達は消して普通の成果杖多くっていなかったと思う。例えば、現在アメリカ大リーグで活躍しているイチロー選手(鈴木 一郎)は、小さい頃から父親に連れられて、毎日(一日も欠かさず)バッテイングセンターで練習をしていたのである。その上、学校の成績も優秀な方であったとのことである。このように、世界で認められる人は、必ず人の知らない様な所で努力をしていて、その努力が世間に認められているのである。(複数の理由一・体験実例)
 このように私が考える理由は第二に、ごくありふれた日々を送っていると、退屈してしまうからである。データー集37の「コニカ」による40代の女性のストレス解消法(1996年)によると、1位=買い物9.4% 2位=友達と会話8.5% 3位=長電話5.0%となっている。また、40代の男性の場合は、一位=お酒8.1% 2位=パチンコ7.1% 3位=競場5.5となっている。この様に平凡な」生活を多くっている人は退屈なことからストレスへと変わってしまうのである。つまり狂気を持たないことのほうが逆に恐ろしいことなのかもしれない。()複数の理由二・データー実例)
 確かに、冷静に落ち着いて物事を確実に判断していくことは大切なことである。しかし、場合によっては狂気的な考え方を持っていなければならないこともあるのである。また、「行動するためには、多くのことに無知なければならない。」という名言もあるように、何か偉大なことに朝鮮・成し遂げるためには、「狂気」的な考え方も必要であると私は考える。誰かから・世界から認めてもらうためには、この「狂気」が第一に必要となってくるのである。私は、これから大人へと成長していく上で、ただの机の上だけの勉強ではなく、このような「狂気」的な考え方が出来る大人になれるように、毎日少しずつ養って生きたいと私は考えている。(反対意見への理解・名言の引用・これからの結び)

   講評   hota

 まず、満点で、進級テスト合格です。おめでとう。さすが文音さんですね。合格したばかりか、またまた森リンで88点をマークしています。たぶん、3月のベスト5にも入るでしょう。(記録を更新できなかったのが残念かな?)
 要約は、自分なりによくまとめてありました。それから、複数の理由とそれぞれの実例も、なかなかよく書けていました。今回の「技あり」は、理由一の「体験実例」の代わりに、「伝記実例」(有名人の実例を引くこと)が入っていたことですね。これは、実は中学3年生では必須の項目になります。こういう実例も、使えますね。
 「データ実例」「反対意見への理解」「名言の引用」「是非の主題」すべてただし書きもバッチリでした。よくできました。
 ただ、自分の実際の経験から、「体験実例」を具体的に書くこともとても大切なことです。できれば、1つは「体験実例」を入れられるよう、心がけてみて下さいね。
★「狂気」というと行きすぎた印象がありますが、「並はずれた熱意」と考えると、確かに人生には必要なものと言えますね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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