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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ハエの助走   いつみ

  ハエの助走                  
                 りょう
 ヒトとイエバエの対比を少し進めてみると、大きさはいうまでもないでしょう。死んだ子どもは卵であれ幼虫であれ、必ずほかの動物か植物の役に立っています。そうとうな速さで飛んできたハエは、そのまま速さを変えずにぴたりと壁にとまります。もし、これをヒトにあてはめると、百メートル、全力疾走してきたヒトが、壁の前で速度をゆるめず、ピタリと止まることになるでしょう。
 僕は、この話を読んでハエが全力疾走からスピードをゆるめずに壁に止まれる事です。
 似た話があります。だれでも知っているゴキブリは、殺されそうになると、全力で走りながらも止まったりして、相手の目を疲れさせてそのうちに逃げたりするのです。この似た話のようにはしっている途中でまどわすためにいきなり止まることを利用する昆虫もいます。
 死んだ後、役に立つ動物の似た話があります。ハトが死体で落ちているという事は少ないですよね。ハトなんてどこにでもうろちょろしているのに、なんで少ししか死体がないのだろうか、それは、なぜかというと、死んだらすぐにカラスなどに拾われて食べられてしまうからです。ぼくも、カラスがハトの死体を食べたのを見たことがあります。誘拐犯が子どもをさらっていくようにカラスはさらって行きました。
ハムスターは、死んだヘビなら食べるのです。しかし、生きているヘビは食べられないのです。このように、相手が生きているときは食べずに死んでからしか食べられないどうぶつもいます。
 僕は、ハエは、やっぱり、全速力で助走もせずに止まるのがすごいなと思った。
       

   講評   yama

 こんにちは。身近な動物や昆虫を題材にした長文が続きますね。「へぇ〜」を連発しながら先生も読んでいます。似た話がいろいろもって考えられて良いね!

<構成>今回の三文ぬきがきはちょっとむずかしいかなと思っていましたが、量もちょうどよくうまくできています。感想の中心となる部分をしっかり要約にふくめているので、統一感がでていますよ!
<題材>似た話をいっぱい書いてくれました。ハムスターがヘビを食べるなんてすごいね!自分の知っていることが長文に似ているなと思ったら、今回のようにどんどんと入れていってみてね。
<表現>似た話のところで、動物の生態(せいたい)の説明をしているので「です・ます」が中心になったね。使い方はばっちりです。たとえの「誘拐犯が子どもをさらっていくように」というのは言い得て妙です。すばやく、しかも残酷ざんこく)な雰囲気がよくでています。うまい!
<主題>ハエの運動能力のすごさにはおどろかされるね。もしも人間もハエと同じようにできたら、人間の生活はどのようにかわるのかな。想像してみたらおもしろいね。

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