対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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子どもたちは今 まなピー
子どもたちの身体の異変は近年、いっそう顕著である。私は、子どもに関心を呼び戻して気配りなどを教え、本来のあり方に戻すべきだと思う。
そのための方法として第一に、子どもたちに「つらさ」を体験させるべきだ。現代のハイテクな文化の中に産まれて、そして育った子どもたちは精神的に「痛い」思いをしたことがないだろう。衣食住に何ら問題はないし、しかもコンピューターゲームを代表とする、家電玩具がウロウロ。家の中から一歩も出ない生活を送っていても、なんとも思わない子どもがいるのである。
第二の方法として、たくさんの人と関わらせることだ。学校とは学習する場所だけでなく、人間的に成長を遂げていく課程を生み出してくれる場所でもある。しかし、その学校で子どもたちの問題が深刻化しているなら、境遇の違う所へ行って生活してみてもいいと思う。以前の長文のなかで「日常の惰性的な生活のなかで閉ざされた私たちの心を、旅は開かれた、予感に満ちたものにする。」というものがあった。だから、子どもたちもいつもの場所から離れて別の新しい地へ行き、モノと出会い新しい自分に出会っていくべきだ。
確かに、子どもも自分のことで精一杯で他人への気配りができなかったなら仕方ないし、モノとの出会いも今のハイテクな時代にあった機械があるわけだからそれを使えばいい。ある程度、世界の波は動いていてそれに沿って子どもたちも変化しているのである。しかし、
「子どもの問題は、波に乗ることではなく本人の意思があるかどうかである。」
というように、一番大切なことは子どもたちが生きる喜びを見出せるかどうかである。であるから、子供たちは多くのものに出会い、他人とコミュニケーションをとって彼らの生きる道を見つけていくべきだ。
講評 huzi
一年間よくやったね。いつも楽しい話を聞かせてくれてありがとう。ものの見方が明るく、どんなときにもユーモアを忘れないのが真菜さんのよさ。これからも期待していますね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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