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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本人が、淡白であるかわりに(感)   マロン

   日本人が、淡白であるかわりに(感)
 日本人が、淡白であるかわりに持続力に欠けていると言われるのも、生活感覚に左右されているところが少なくないのではあるまいか。うるさい事は嫌いだという。ごてごてしているのは面白くないと感じることもある。
 このような事(傾向)が言語に影響するはずがない。日本人は、こまかいことを省略してしまう。そういう淡白好みの通人たちが考え出した詩型が和歌であり俳句である。
 この長文では、日本人はいちいち細かいところ省略してしまう。まどろっこしい部分はとばしてしまう人が多いと言われていると言っている。しかし、ぼくは、そうだとは思わない。なぜか、それは・・・日本人の中でも細かい部分を省略せずに、しっかりと他人に、分かりやすく話す人もたくさんいると僕は思う。簡単にいえば、日本人には淡白好みの人達とそうでない人達に分かれているという事である。
 例えば(少し外れているかもしれないが)として、日本人には淡白好みの人達の場合では、いきなり話の途中で話を変えて、どこで何がどうしたのか分からないように話をする人達がいる。逆のほうから言うと、しっかりと説明をして他人に分かりやすく話す人達もいる。ぼくの意見としては前の文のような事だと思う。
 最後に反対の意見として「日本人には淡白好みの人達の方が多い。」とも思う。しかし、
筆者は「そういう日本人に淡白好みの人が多いからこそいい文化が栄えてきたのだ。」と言っているのだと思う。
ぼくは、筆者の考えに対しては、賛成である。僕は、いままで日本人が作り出した俳句などについては、あまり興味がなかった。だから、これからは日本人の作り出した俳句や
短歌などに興味を持ちたいと思う。

   講評   muri

「日本人には淡白な人もいるし、そうではない人もいる。」というマロンくんの考えから、とてもよくこの長文を読み込んでいることがわかりますね。このように長文の筆者の考えに対して、「本当にそうかなぁ?」と疑問を持ったり、「全くその通りだ。」と共感したりすることが、感想文を書く上でとても大切なことですね。

「いきなり話の途中で話を変えて、どこで何がどうしたのか分からないように話をする人達」とは、話の結論をはっきりさせないタイプの人のことでしょうね。確かにそういう話し方をする人は、結構多いように思います。でも、ライブドアの堀江社長のように、思ったことをズバズバ言ってしまう人も最近は多いですよね。マロンくんはどちらのタイプでしょうか。

ぜひ、俳句や短歌を改めて読んでみてください。きっと、すばらしい発見があると思いますよ。(長文の読解より簡単ですよ。)


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