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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   生態系   いろす

 奥武蔵の里山を訪れた時の事。秋の終わりで道ばたの草もほとんど枯れてしまった。せまい谷間に農家が点々とあり、だんだん畑がきれいに整備されている。雑木林や杉林もきれい手入れされていた。大変美しい景観だった。しかし、村のあちこちに立てられた看板が目障りだ。今、美しく維持されてしる里山は、必要な手間ひまをすべての人々の善意に負っている。たまに訪れる私のようなハイカーが里山を楽しむ時、里山の人々の善意にただ甘えているだけだ。私は、里山を私有財産というわくぐみの中だけで考えていたのでは守れないと思う。都市に暮らす人々が、大切な里山を維持してもらえるように里山の人々に対して相応の負担をすべきでないかと私は考えている。
 私は,この文章を読んみ、改めて頭の中で里山にたくさんの看板が立てられている様子を創造してみた。それは、私にとってもやはりざわりなこう景だった。(要約)
 最近、私は山からクマが良く人間の世界にやってくると言うニュ—スをあちこちで耳にする。それは、確かに恐ろしいことであるがそれは、人が原因で引き起こした問題でもあった。今、生き物の生態系が崩れつつある。それは、テレビの向こうでその様子を見ている私にも実感できるほどであった。この、世界は意志を持ったロボットにバランスを保たれているのではなく、まぎれもなく生き物がバランスを保っている。しかし、現在はというと生き物と生き物でバランスを壊している。まず、人間が生きている自然を壊し、その自然を住みかにしている生き物は住みかがなくなったので仕方なく、すみかと食べ物を探し、本来別々に生活をしている、人のちへと足を踏み入れる。しかも、人の地へと足を踏み入れた生き物が強暴な生き物だとしたらなおさら大変である。もしかしたら、いつかその生き物と人とで争いが起こることさえあるかもしれない。問題は、これだけではまずはない、もっと大きな問題がある。それは酸素がなくなる。中には、酸素を吸わなくても生きている生物のいるかもしれないが。もちろん、動物だって人だって酸素を必要とする。その酸素がなくなるとはどういうことか、植物は枯れるこれは当たり前のことであるが、実はとても重大で枯れるときに光合成といって酸素を作る。それは、珊瑚も同じだ。それを、なくしてしまってはもとも子もない。<ショック>(ユーモア表現)
 このように、自然を壊すといくつもの悲劇をひきおこしかねない。
 私も、一度近所で強暴なサルに出会った事がある。かなり驚いた。<笑い>それは、自然破壊がそこまで着てるんだと感じた。また、ディズニーランドやシーに行った時もこれだから、環境はかいができるんだよと感じた。確かにきれいなのだが、まるでランドとシーは鉄とコンクリートの塊のようだった。(たとえ)(体験実例)
 今、人間が中心となって世界がまわっているといっていいという程の革命がが起きている。しかし、それは今環境破壊を起こしているというような決定的証拠である。環境破壊をおこしてしまった今。わたしは今、人間のありかたを考えなおすべきであると思う。(一般化の主題)

   講評   jun

<構成>●要約
 長文の内容をしっかりまとめることができましたね。ポイントをつかむことができています。
<題材>●体験実例
 似た話の一つ目は、この冬、よく耳にしたクマ出没のニュースをもとに生態系についての問題点を指摘することができました。
 二つ目の似た話は、自分自身の体験から、凶暴なサルに出会ったことが書けましたが、この体験をもう少しくわしく書くとおもしろかったと思いますよ。
<表現>●たとえ・ユーモア表現
 人工のものである、ディズニーランドやディズニーシーを鉄とコンクリートの塊にたとえることができました。
 ユーモア表現も入りましたね。
<主題>●一般化
 結びの段落は、「人間」というキーワードを使いながらまとめることができました。
 環境問題の悪化を食い止めるためには、人と自然との関わり方を見直すことが大事ですね。
                             

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