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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   多面的な考え方   梅好き

 ふだん私たちは、コインを丸いものと見なしている。もちろん、「丸い」とか「玉」と言っても、それは決してビー玉のような球形ではなく、つまり、正確には円盤形のことだと、誰でも承知しているけれども、もちろんコインは、年じゅう円形に見えるわけではない。水平方向から眺めれば、あきらかに、薄い長方形に見えるはずだ。こういった表現は、ヨーロッパに古くから伝えられた、たくみに表現する技術体系であるレトリックと深い関係にある。レトリックは、私たちの認識と言語表現の避けがたい一面性を自覚し、それゆえに、もっと別の視点に立てばもっと別の展望がありうるのではないか…と探求する努力のことでもある。私は、いろいろな面から物事を見たり、考えたり、聞いたりする方がいいと思う。(是非の主題)
 その理由は第一に、新しい発見があるからだ。(複数の理由一)例えば、食わず嫌い。食べてもいないのに、「私、あれ苦手」と言う人がいる。それは接する機会を無くす第一歩だ。一度食べると「なんだおいしいじゃん。」ということが誰にでもあるはずだ。一方的に見て、その考えを変えないという粘り強さもいいが、多面的に見て様々なことを発見することの方が大事だと思う。物の見方がそれだけで変わるのだから。(体験実例)
 第二に、もし一つの方向からしか考えられなかったりした場合、見方が狭まってしまい、なんでも自分の考えは間違っていないはずだ、と決め付けてしまう。(複数の理由二)問題を解いたときなどに私や、弟はいつも自分の考え方は、合っている。と思ってしまう。そして問題集の答えが、間違えているのではと、考えてしまう。でもそれはいつも違っている。私や弟が他の考え方を、考えもしないからだ。このことから一方的に自分の考えを押し通そうとするのでは無く、たくさんの考え方を思い浮かべる柔らかい頭になるといい。
 確かに有名な科学者たちは一つの考えにこだわり成功するが、わたしたちはそのような頭の構造が違うような科学者とは違う。たくさんの考えを持った人のほうが有利なのだ。(反対意見への理解)私は、いろいろな面から物事を見たり、考えたり、聞いたりする方がいいと思う。(是非の主題)

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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