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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「私は小さい頃」を読んで   うめは

   「私は、小さいころ」を読んで
たぬた
 「私は、小さいころ」を読んで、頭の良い子なんだ、と思いました。なぜかというと、どのアングルをどっちのターンをとれば良いのか、知っているのはすごいと思いました。
 むかし、お父さんが6才くらいの時、おぼれて死にかけたんですけど、おじさんが助けてくれたみたいです。
 川はおそろしいはやさで私を引きこみ、助けをよぼうとして、なんばいも水をのんだ。そのあと、いきなり思った私は、からだの向きを百八十度かえて、今度は下流に向かって泳ぎ始めた。そのあとけがをして全くうごけないままに、しょうらいのこと、すぎた日のことを思い、なやんでいた時、ふと、激流に流されながら、元いた岸に泳ぎつこうともがいている自分の姿を見たような気がした。そして、思った。なぜその頃から私を支配していたとうびょうといういしきが少しずつうすれていったように思っている。

   講評   hamura


 最初に本文を読んだ感想をまとめられました。たぬたさんがそう思った理由もつけられています。次に「似たような話」として、お父さんのことを書けたのもいいですね。感想文では、本文と似たような実例を出すのがいいです。本文を読んで感じたことを自分にも当てはめて考えられているからです。そのあとに「まとめ」のような一文が入ると、なおよいでしょう。(主題)「作者は頭が良いと思った」→「お父さんはおぼれかけて助けられた」のあとに、ふたつの話をくらべて、たとえば「死にそうなときにとっさに考えるのはむずかしいのだろう。本文の作者は普通の人よりずっとしっかりしているのだと思う」や、「お父さんのように、助けてくれる人がいたら、反対に、作者は、精神的に成長できなかったのだろうか」などなど、自由に想像して考えてみてください。そのあとの要約の部分は内容をよく理解して、うまくまとめられています。本文の中で一番大事な「骨」になる部分を、適切に選んで書き出せています。しっかりと読めています。よくできました。
                

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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