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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   我々人間に欠けていること   えあゆ

   我々人間に欠けていること
                  文音
 最近、至る所で使用される回数が増加しつつある「あだ名」。我々人間達は誰もが慣れ親しみ、好んでいると思っている。しかしそれとは裏腹に、実際人々の知らない場所で、「あだ名」に大変苦しんでいる人がたくさん存在しているのである。
 確かに、「あだ名」を使用することによって友達との関係を更に深めることができ、その場の雰囲気を盛り上がらせることが可能となるため、「あだ名」は大切だ。例えば私の去年の中学校生活の第一歩である1年生のクラスの最初の方では誰に対しても名前の後ろに「君・さん」を付けて呼び、どこか堅苦しいイメージを持っていた。しかし、学校生活に慣れ始め、「あだ名」を用いて名前を呼ぶようになると、以前よりもみんなとの距離が近くなり、私達のクラスは、たちまち誰とでも親しみやすく、盛り上がった雰囲気でお互いに過ごすことが出来たのである。
 しかし、「あだ名」を使わずに普通に呼んだほうが大切である。という意見もある。例えば、(実際私も妹だと思っていたのだが(笑)・・・。)この春に立命館大学を卒業した、歌手の倉木 麻依は昔、デビューしたのが、宇多田 ヒカルの少し後ということもあり、デビュー当時は世間から「宇多田 ヒカルのまね」とでまかせを言われ、「ヒッキーの妹」と言うあだ名によって、世間の笑いものとされた。それによって深く傷ついた倉木 麻依は、裁判所に起訴をしたのである。
 確かに、あだ名で呼んだり、普通に呼んだりすることは大切である。しかし、最も大切なことは、呼び方の違いではなく、相手のことをどのようにして思いやるかという気持ちの問題なのである。また、「やさしさが性格の弱さではない。」という名言もあるように、現在の我々人本人には人に対するやさしさと、勇気が足りないのである。

   講評   hota

 少し書き足し、またいくらか手を入れて、よくなっていましたね。やはり、文音さんくらいの実力の持ち主には、800字〜1000字くらいが書きやすいでしょう。毎回、それぞれの実例が充実するよう、頑張ってみよう。
★来週は5週目なのでお休みです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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