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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本一冊の力はあきないことからくる   つっちー

 読書というのは楽しいことではあるが、つまらない時もある。読書を好きになったきっかけは、よい本を読んだことである。
英語の本では、「不運な事件のシリーズ」という本である。三人の子供が死んだ親の多くの財産を持っていて、カウント・オラフという人に追いかけられる話である。今は5巻まで読んだ。しかし、4巻目からは少しずつつまらなくなり、結局違う本を読み始めた。本がつまらなくなっていくのは自分にとってあまりよくないと思う。英語の本の「不幸な事件のシリーズ」
はシリーズすべて同じ主人公である。毎回同じパターンで終わり、同じパターンの事件がある。僕はそれを分かってしまうからだんだんつまらなくなってしまったのだと思う。
僕が気に入った本は星新一の「だれかさんの悪夢」で、今は「ようこそ地球さん」を読んでいる。星新一の本がとても面白く、あきないのは、すべての話の主人公が違い、話に落ちがあるからだと思う。例えば、このような話がある。ある女の人と結婚したい二人の男の人達が一年でより利益を出した方が結婚できるというゲームを一年間した。一年目はひとりが災害にあったのがフェアではなかったので一年延長となったが、結局何年も延長し、三人が少し年を取ってしまった。最後には、何かのゲームで負けた人が結婚できるということにした。このような話がたくさんあるのだが、面白いのは落ちがあるだけでなく、エンディングが分からなくて、自分の想像力で自分のエンディングを造るように出来ているからだと思う。星新一の本は、みんなの人生はそんなにうまくいかないというメッセージがあるが、僕はコメディーのようなものとして受け入れている。
 僕の母は、中学生の時、読んだ冊数で他の人に負けないように沢山の本を学校の図書館で借りて読んでいた。けれどもただ本をたくさん読むのはあまりおもしろくなかったそうだ。夢中になる本に出会ったとき、時間をわすれるほど読んだそうだ。それは、作者がエドガー・アラン・ポーの本でシリーズを沢山読んだという。その本を僕も是非読んでみたい。母はそれから、本を沢山読むようになり、歴史を習ってからは、歴史に関係のある本でとても歴史がわかるようになったそうだ。
 読書というのは人間にとって知識を積むことであると思う。本は一冊読んだだけでも、人生の方向を全く違う方向にする大きな力を持っていると思う。

   講評   kira

 つっちーくん、こんにちは。家族でお出かけしたのね。見学ではどんな発見があったでしょうか。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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