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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   平和な未来へ笑おう   ミディ

 人は一度ぐらい大笑いしたことがあるだろう。マンガ・お笑い番組・おもしろい行動・ダジャレ、などいろいろな所に『大笑い』のもとはひそんでいる。それに出会うのは難しくない。どんな時にだって大笑いは私達の笑いのつぼをねらって飛び込んでくる。(書き出しの工夫)これから、私にとってこの年初めて驚き、笑った事を教えよう。それは給食の時間。1本のメグミルク牛乳、別に何も変わったことは無い。だがその牛乳が悲劇を起こしたのだった…。いつもの給食に欠かせない牛乳。私達の市では4月から紙パックの牛乳になった。そのため、毎日班の1人がみんなの牛乳パックを集めなくてはいけない。誰がやるかは各班で決める。私達の班は、私・Hさん・Yさん・K君・M君の5人だ。そのうち4人は、牛乳パックを手でつぶす。そして1人はパックを広げて4人分のパックをつめる。たまに、
「私(オレ)やるー。」
とか言ってくれる人はいるけれどふだんは
「ねぇねぇ、○○君(さん)やってよー。」
といって給食がやって来るたびにギャーギャー騒いで
「さっさと決めなさい!!」
と先生に怒鳴られる。そこでしぶしぶだれかが回収する。でも、その悲劇が起きた日は違った。でもだれかが自分からやると言ったのではない。私とHさんとYさんで男子達に向かって
「今日は、早い者勝ちだよー!!最後につぶした人が集めよう。文句なしだよー。」
と言った。2人ともビックリして牛乳をつかんだ。急いでジュウジュウ、チュウチュウ飲み始めた。
「飲み終わったー。」
「私もー。」
「オレもー。」
K君以外みんな飲み終わった。
「ん!?みんな早いー、急がないと…。」
と急いで飲み干して、ストローを抜きつぶすと
「ブチュッ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「アハハハハハハハ!!!」
「うっわー。」
ではこのとき何が起きたのか説明しよう。簡単に言えばK君が急いでパックをつぶしたので中に残っていた牛乳がK君の顔に飛んだのだ。袖でグイッとふくともう1回ストローを指して飲んだ。
「もうないだろうな。」
とストローを抜いて再びつぶすと
「ブチュッ!!」
また飛んだのだ。私達は、まさか2回もなるとは思っていなかった。目を大きく開けてビックリした。そして、想像できなかったことことに大笑いした。K君はあせるとパックも集めないといけないし牛乳を2発も浴びてしまうことがよく分かったと思う。そして『泣きっ面にはち』のK君はしぶしぶみんなのパックを集めてごちそうさま。
「K君、おつかれさま・・・。」
 私は自分のことで大笑いしたことは、アルバム。昔の私の写真。それはとっても面白い。アルバムには私が昔、変な事をやっている様子がたくさんのっている。ベビーベッドに閉じ込められたかのように泣きじゃくっていたり、新幹線の椅子の上ですごい顔をして思いっきり伸びをしていたり、とにかく面白い。それを見るたびに家族みんなで大笑いしてしまう。とくに面白いのは、年賀状に張る写真だ。毎年家族で公園に行って4人で写った写真をとる。その写真は2才ごろだったろうか?ある公園に行って毎年同様年賀状写真をとりに行った。大きな岩が椅子のように2つある
「ここでとったらいいかもね。」
「そうだね。ここでとろうか。」
と、あっさり決定。カメラの位置をそろえて、お父さんは岩の一番上に座り、お姉ちゃんはお父さんの下辺りにちょこんと座り、お姉ちゃんの隣。そして私はお母さんの膝の上に。そして1枚目。
「パシャッ。」
というシャッターの音と同時に
「あっ。」
と、お母さんが言った。私がそっぽを向いたのだ。しょうがないので2枚目
「パシャッ。」
その音が鳴ると同時に私は動く。
「パシャッ。」
そっぽを向く。
「パシャッ。」
後ろを向く。
「パシャッ。」
岩から落ちそうになる。
「パシャッ。」
「パシャッ。」
もう何回写せば私は動かないのだか・・・。そしてやっと12枚目ぐらいでちゃんと私は前を向いたのだ。カメラもあきただろう。でもお父さんは面白かったのか?その12枚ぐらいの可笑しい写真をすべてアルバムに残してある。いつ見てもやっぱり可笑しい。それが自分なので笑い度アップ。その変な写真を見ながら勉強をしていると笑いすぎてシャーシンをおってしまいそうだ。(ユーモア)
 人は一度ぐらい大笑いしたことがあるだろう。マンガ・お笑い番組・おもしろい行動・ダジャレ、などいろいろな所に『大笑い』のもとはひそんでいる。それに出会うのは難しくない。どんな時にだって大笑いは私達の笑いのつぼをねらって飛び込んでくる。だから幸せな人間は笑う。私達は幸せだから笑える。笑わない人間は不幸な人間だ。その笑いのもとを不幸な人間に注いで上げるのは私達だ。でも注がないで差別する人間が増えてきた。貧乏人には何もすることは無い、という考えを持ち始めたからだ。その考えを消す為にはよい心を持った幸せな人間が働くしかない。そして同じ人間なのだから・・・、と励まし、ともに笑う。そんな人間関係をこの世に広めたい。そうすればきっと戦争と言う言葉もケンカと言う言葉も消えるだろう。そのために幸せな子供の私達は平和な未来へ笑う・・・。(書き出しの工夫)

   講評   onopi

 今回も大笑いした体験から話を広げて自分の考えをしっかりと表現することができました。全体的によくまとまっていると思います。よく書けました。いい表現を使いながら効果的な書き出しの工夫をすることができましたね。K君の「二回連続牛乳を浴びる事件」(笑)の話上手に書けています。ことわざも使えましたね。(二回も不幸が)ということを効果的に強調するために(〜残っていた牛乳がK君の顔に飛んだのだ。)の後に(K君はやれやれという顔をしながら〜)というようなK君の表情を具体的に表したフレーズをつけ加えるとよさそうです。自分の小さいころの話もいいですね。ダジャレもよくできました。最後の段落の(でも注がないで差別する人間がふえてきた。)という文から(貧乏人には何もすることはない。)の文につなぐ前に、もう少し差別というものがどういうものなのかを説明したほうがわかりやすくなると思います。書き出しの結びよくできています。
    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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