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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   結束   A.L

 私は、内部に敵をつくって結束を強めるのではなく、もっと個人個人が強くなるべきだと思う。そのためには、何事もうまくいかなかったときに責任を他人に押し付けるのではなく、自分自身に問題点はなかったかを吟味することが必要だ。例えば、悪名高い高級官僚。無駄遣い、事業の失敗などの不祥事があっても、いつも責任の所在があいまいで罪をなすりつけあっている。例え、誰かが責任を取るような形で辞任したとしても、どこかへ天下る。そうやって時間を稼いで、国民の目がそれるのを待つ。さらに、社会保険庁なんかは年金未納者が増加しているのは社会保険庁の責任ではなく、政治家の年金未納などの不祥事が相次いでいるためだということを庁内では言っているようである。
 また、外部に敵をつくるようなことをせずに、組織の情報を公開することも必要だ。例えば中国。以前は全く目もくれていなかった靖国神社参拝や、歴史問題などを非難し内政干渉をしている。そうして、民衆を煽り官製デモを行っている。内政に関しては一党独裁のもとで言論統制を行い、さらに役人の汚職が蔓延している。この政府に対する民衆の不満を日本を敵にすることで、解消させているわけであるが、この方法はやがて破綻する。民衆の不満が一気に噴出し内乱などによって国土や経済が荒れ果てる前に、政府は徐々に情報を公開し過去の不祥事を清算し、さらには一党独裁を止めて民主的な国にするのが、長い目で見ると現状維持よりも良い方法である。
 たしかに、敵の敵は味方と言うように共通の敵がいたほうが結束力が強くなる。しかし、「本当の敵は目の前にいるのではなく、目の後ろにいるのである」というように、敵をつくって楽に結束力を高めるのではなく、個々人が強くなることが必要である。

   講評   kira

 ALくん、こんにちは。さすが、ひねりと暗示の効いた自作名言ができましたね。「目の後ろ」というのは、どきっとする言葉ですね。
  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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