対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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大おばさんのおそう式 小田急線20,000系
「山形の大おばちゃん死んじゃったんだって。」
四月二十九日の朝、おばあちゃんの電話をとった後お母さんがびっくりして言いました。
「え?だれ?」
と聞き返すと、
「らん綬ほう章をとった人だよ。」
と答え、たなのアルバムを出して、
「ほら、この人だよ。」
「あっ!!なんか見たことある気がする。」
と思い出しました。ぼくが四才と五才の時に結婚式で会ったことがある人でした。おじいちゃんがも主をすることになったので、みんなで山形に行くことになりました。お母さんはゴールデウィークなのでまるでワーナーマイカルのせんでんの鳥みたいにぶっとんで新幹線のチケットを買いに行きました。
山形についたのは夜で、お母さんのいとこのともひさおじちゃんが車でむかえにきてくれると言うのでぼくはどんな車かわくわくしました。その車はトヨタカルディナでした。暗い駅をぬけてせまい道をぬけ、がたがたばしを通って古い家につきました。
おそう式の大きな花がいっぱいありました。池もありました。中に入るとお通夜をやっていて、親せきの人がいっぱいいました。アサヒビールが十六こぐらいありました。親せきの人たちは、まるで英語みたいに山形弁をいっぱい話していて、ぼくは意味不明だなあーと思いました。子どもはぼくとしゅんだけでした。
泊まるところはここではなく、なんとおそう式場というからビックリ!!でも行ってみるとなかなかきれいなところでした。お母さんはぼくがこわがるからないしょにしてたそうです。でもすぐに分かりました。ぼくはおそう式場でねるなんて想像ができん!!と思いました。(けど明るいしんしつでした。)きんちょうして、なかなかねむれませんでした。
次の日はこくべつ式で、はでなきものをきたおぼうさんが長い長いおきょうを読みました。ぼくはエコノミーしょう候ぐんになりそうだったけど、ぐっとがまんしました。その夜はおばあちゃんの実家のお医者さんの家に泊まりました。そこは最上川の近くで、はじめてなのになつかしい感じがしました。お母さんは子どものころ夏休みをいつもここですごしたそうです。ぼくは大おばさんはかわいそうだったけど、いろいろな人に会えてよかったと思いました。
講評 yuta
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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