対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2788 今日690 合計12832
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   大おばさんのおそう式   小田急線20,000系

 「山形の大おばちゃん死んじゃったんだって。」
四月二十九日の朝、おばあちゃんの電話をとった後お母さんがびっくりして言いました。
 「え?だれ?」
と聞き返すと、
 「らん綬ほう章をとった人だよ。」
と答え、たなのアルバムを出して、
 「ほら、この人だよ。」
 「あっ!!なんか見たことある気がする。」
と思い出しました。ぼくが四才と五才の時に結婚式で会ったことがある人でした。おじいちゃんがも主をすることになったので、みんなで山形に行くことになりました。お母さんはゴールデウィークなのでまるでワーナーマイカルのせんでんの鳥みたいにぶっとんで新幹線のチケットを買いに行きました。
 山形についたのは夜で、お母さんのいとこのともひさおじちゃんが車でむかえにきてくれると言うのでぼくはどんな車かわくわくしました。その車はトヨタカルディナでした。暗い駅をぬけてせまい道をぬけ、がたがたばしを通って古い家につきました。
おそう式の大きな花がいっぱいありました。池もありました。中に入るとお通夜をやっていて、親せきの人がいっぱいいました。アサヒビールが十六こぐらいありました。親せきの人たちは、まるで英語みたいに山形弁をいっぱい話していて、ぼくは意味不明だなあーと思いました。子どもはぼくとしゅんだけでした。
 泊まるところはここではなく、なんとおそう式場というからビックリ!!でも行ってみるとなかなかきれいなところでした。お母さんはぼくがこわがるからないしょにしてたそうです。でもすぐに分かりました。ぼくはおそう式場でねるなんて想像ができん!!と思いました。(けど明るいしんしつでした。)きんちょうして、なかなかねむれませんでした。
 次の日はこくべつ式で、はでなきものをきたおぼうさんが長い長いおきょうを読みました。ぼくはエコノミーしょう候ぐんになりそうだったけど、ぐっとがまんしました。その夜はおばあちゃんの実家のお医者さんの家に泊まりました。そこは最上川の近くで、はじめてなのになつかしい感じがしました。お母さんは子どものころ夏休みをいつもここですごしたそうです。ぼくは大おばさんはかわいそうだったけど、いろいろな人に会えてよかったと思いました。

   講評   yuta


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)