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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   一位を目指すスポーツテスト   オーロラ

 「ルールは、分かったね。それじゃあ始めるよ。」(書き出しの工夫)
 今日は、スポーツテストです。これからやるのはふっきんで、二人組みになってやります。私はみゆちゃんと組みました。ふっきんをする方と、ふくらはぎを押さえて回数を数える方とに分かれます。30秒間で何回できるか。私の目標は20回です。
「よーいスタート!」
という先生の声で始まりました。私は、1回1回
「ふう、ふう。」
と息つぎをしてやりました。
「ピイーーーーーーーー。」
という笛の合図で終わりました。私は必死で、回数を数えているよゆうがなかったので、終わったとき、自分が何回できたか全く分かりませんでした。それで、みゆちゃんに
「何回?」
と聞いたら
「22回。」
という答えだったので(われながら、いい出来だ)と思って、ひとりでに顔がニヤけてしまったのがわかりました。私は女子の中で一番でした。22回だからニコニコかな。(ダジャレ)
 次は、反復横とびです。今度は、みどり子ちゃんと組みました。20秒間で何回往復できるかを数えます。
「よーいピイーーーーーーー。」
私は、今度は、動きに合わせて
「ふっ、ふっ。ふっ、ふっ。」
と息をしました。何も考えず、
「ふっ、ふっ。ふっ、ふっ。」
という自分の息の音だけが聞こえていました。みんなの体育着の白い色だけが視界に入っていて、それはまるで周りに白いきりが立ちこめているようでした。先生が
「終わりーーー。」
と言って、私はまた
「何回?」
と聞いたら、39回でした。この記録にも満足でした。みどちゃんと私が同じ記録で、やはり女子で一番でした。39回、サンキュー。(ダジャレ)
 次の立ちはばとびは、149センチで、女子3位の記録となりました。私は、1位2位の人よりずっとチビなので、まあまあかな、と思いました。(笑)
 あと何回かスポーツテストがあります。私は、体育が大好きなので、どれもいい記録が出したいと思っていますが、とくにふっきんや、じゅうなんのようなことでは、だれにも負けたくありません。なぜかというと、私はバレエを習っていて、いつもそういうトレーニングをしているからです。
 次のテストも、ガンバルゾ。オーーーーー!!(心の中で思ったこと)

   講評   nara

 最近のオーロラちゃんの作文のダジャレは、すごくおもしろいね。お笑い好きのオーロラちゃんならではだ。特に、今回は、本文の内容と関係が深くて、単発(たんぱつ)ではなく2連発(れんぱつ)なのがいい。「お、考えたね!」と作文を読む人が思うような工夫だ。ダジャレだけでなく、みんなの体育着の白さを「きり」とたとえたのもいい。ものごとをひょうげんする力が、ぐんとレベルアップしたね。
 いろいろな種目のテストがあるのだね。どれもいい成績が残せた! テストのやり方と、じっさいに体を動かしている様子の説明がとてもくわしい。その場にいて、いっしょに体を動かしているような気分になってくるよ。はげしい息づかいやふえの音をはさみこんだのも、いいリズムを作っているね。
 まとめのだんらくまできて、どうしてオーロラちゃんがこんなにがんばっているのかが、よくわかった。大好きなバレエと関係あったのかぁ。バレエはゆうがでかろやかな動きが目につきやすいけれど、その動きのために、しっかりとしたきそ体力が必要なのだね。
 進級テストは、バッチリ合格! もちろん、心配はしていなかったけれどね。大好きなお父さんのことを作文にしてもいいな、と思っていたけれど、スポーツテストの題材もとてもよかったね。そして、バレエオーディションの作文、新聞にのってよかった! 元は長い作文だったけれど、よくまとめられたね。おめでとう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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