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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   利益は誰を視点に   うつと

 国際感覚とは、そのとらえ方が人によってまちまちである。また、それについて考えることは二十一世紀に生きる私たちの生き方について考えることでもある。地球市民であるということは、地球上に生きる私たち一人ひとりを包みこむもっとも普遍的な定義である。
 私は全体の利益を考えられるようにして生きたい。
 第一の方法としては、自分の意見を持つことである。多くのことを考えたりする場合、まず自分がしっかりしていなければならない。自分の意見がしっかりしていることで、その意見が多くの物事に影響する。
 日本の小学校に通っていた頃、学習発表会で何をするかクラスで考えていた。なかなか意見が出なかった。そして、司会の生徒が良い意見を出した。彼が良い意見を出したことにより何をするかが決まった。
 第二の方法としては、広い視野を持つことだ。多くの物事を考えるには当然ながら広い視野が必要だ。多くの物事のなかで何一つ見落とさずしっかり見ることが大切である。
 確かに、個人の利益を考えることも必要である。
「時刻に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない」という名言があるように、個人の利益だけを考えていては他からの批判がくる。全体の利益を考えることは個人の利益を考えることだ。

   講評   kira

 守くん、こんにちは。国際社会で大切な事といわれるのは、競争と協調であると言われます。私たちはそのうち「競争」に明け暮れていたために様々の問題を引き起こしました。
 問題は種々のかたちをもって現出します。
 環境問題。これはたった一つしかない地球をその構成員であるみんな自身が主体的に守っていこうと目指すものです。
 平和の問題。終わらない戦争をなくすためにどうすればよいのか。日本は戦後60年を迎えて議論がさかんです。ちょうどアインシュタインの手紙が6通公開され、彼がめざした「世界政府」という考え方も再び注目されています。
 自分の意見を持つ事と、視野の広さが大切なことは、こういった議論を見ていても明らかになりますね。具体例が挙げにくいときは、興味のある方面のニュースなどを挙げていくといいですね。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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