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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストはよいか   えよさ

 学生とテストは切っても切れない関係である。中学生になると、学期ごとに中間テスト、期末テストが行われるようになる。私の学校は二期制なので、前期に二回、後期に二回の年で計四回のテストがある。
私の学校ではテスト一週間前になると、部活も禁止になり、学校の雰囲気もまじめなムードが漂い、勉強に集中する環境が整う。テストは日ごろの授業の理解度や、勉強への姿勢が反映するものであり、テストを受験するまでの期間や返却されるまでの期間は、とても緊張するものである。辛く苦しいテストは学生にとって悪魔のようなものだが、私はテストは良いものだと思う。
 まず第一に、テストがあると集中して勉強するからだ。日ごろの授業だけでは、その授業の内容を理解しても、一時的な記憶で終わってしまうことが多い。テストがあると、集中して勉強することで、まとまった理解を得ることが出来る。テストの範囲内でわからないことや、自分の苦手な部分が明らかになることで、自分の中での理解を深めることも出来る。また、勉強する期間が限られていることから、火事場の馬鹿力といわれるように、自分の限界以上の力を発揮することができる。
 また第二の理由としては、テストがあると勉強の成果がわかりやすいからだ。自分の授業の理解度や弱点を知ることができて、理解を補うことができる。それまで正しいと思っていたことでも、テストで間違えてはじめて間違いに気づくこともある。そのような間違いはそれ以降間違いにくくなる。また、テストの結果によって、よければ自信が尽き、悪ければ次こそ頑張る、という勉強への意欲が生まれるともいえるだろう。
 確かに、テストのためだけに勉強するのはよくないし、結果が全てではない。しかし、「私達の人生は、私達が費やしただけの価値がある。」という名言があるように、テストだけのための勉強であっても「勉強をした」ということに価値があるので、テストは良いものだ、といえるだろう。

   講評   nane

 書き出しの実例がわかりやすい。テストというのは緊張するけど、それがまたいいんだろうね。 
 第二段落の実例も具体的。火事場の馬鹿力とはよく言った。確かに、ほとんど徹夜で勉強するなんていうのは、テストがなければできないだろうからね。
 勉強の成果がわかるという第二の理由もよく書けた。この部分の実例は、もし思いつけば社会的な実例で書いていこう。
 テストというのは、結果を求めるものだけど、その結果を目指すことによって自分の中に何かが残る、その残るものこそが大事なのかもしれない。 字数800字で全項目◎。次回からは、話題を広げ語彙を増やすことを目指していこう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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