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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   失敗は成功のもと   うらね

 2002年、スウェーデンのスットクホルムにて、たんぱく質の構成解析した田中耕一氏はジョン・B・フェン博士とクルト・ビュートリッヒ博士と共にノーベル化学賞を受賞した。日本人では12人目の化学賞受賞者である。しかし、彼はノーベル化学賞を受賞しているほどの偉大な人物ではあるのだが、数多くの失敗を繰り返してきた。人間は失敗を積み重ねていくほど目標を達成するために努力するものなのだ。だから、彼は誰もが見つけることをできなかったことを発見することができたのだ。私はキノコのように生きていきたい。
 そのための方法として第一に、失敗や死を恐れないことである。私は今年の6月に修学旅行でニュージーランドに行った。その時に3日間という短い期間ではあったがホームステイをした。その時に私はホストファミリーと積極的に英語で話した。しかし、私の英語力では文法もおかしく、相手に通じるには不自由であったが、失敗を恐れずにできるだけ多くホストファミリーとの会話に努めた。そのおかげで初日と三日目とは話すことだけでなく、リスニングも上達したと思う。今でも、そのホストファミリーの人たちとパソコンでメールをしている。
 そのための方法として第二に、今のような社会制度を改善していくことである。最近の日本社会では少子化が進んでいる。そのため、過保護がますます進行している。過保護により子供たちのチャレンジ精神が限定されてしまう。例えば、自分の関心があることについて取り組んでいても、親に勉強が最優先だと中断されてしまう。そういうことをすることにより、物事に対する関心が薄れてしまい、最終的に失敗を恐れてしまうような人間になってしまうのだ。
 確かに勉強に励まなければならないのだが、「才能とは自分自身を信ずる能力である。」という名言があるように失敗を恐れず、自分に自信を持たなければ成功することはないのだ。だから、私はキノコのように生きていきたい。

   講評   miri

<第1段落>たいへん説得力のある例をひいて、導入がうまくできましたね。田中さんの偉業はもちろんですが、その人柄や不屈の精神に感動をおぼえた人も多かったですね。
<第2段落>よい経験ができましたね。外国語習得については、「失敗を恐れずにどんどん話す」というのがよいといわれているにもかかわらず、日本人はなかなかこれができないようです。人間同士なのだから通じ合えないはずはない、と果敢に挑戦するのが大事ですね。その経験がうまく生かされた段落です。
<第3段落>社会の現状がよくかけていますが、それではどのように改善したらよいか、の提案も入るとなおよいですね。
<第4段落>よい名言をうまく生かして、強い主張ができました。
  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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