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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ライバル   さる吉

    ライバル
 ぼくはライバルがいることは、とてもよいことだと思う。ぼくには、小学校の頃から勉強のライバルが3人はいる。それは今でも同じことだと思ったが、今は、5人ぐらいだ。小学校の頃は、いつも漢字テストの点数で競争をしていた。今では、中間や期末試験の点数で競争するようになった。
 ライバルがいるといいと思う理由の一つ目は、ライバルがいると、そのライバルと、切磋琢磨し、お互いよき友になれるからだ。「一人の敵も作らないものは、一人の友も持たない」という言葉があるように、ライバルは、よき友になる。ライバルは、よき友になる。小学校の時に、通っていた塾で受験を控えた6年生と一緒にテスト演習をし、満点で6年生に勝ったことがある。その時は、その時は、とてもすがすがしい快感を得た。そしてその時の快感は、忘れようとしても忘れられないほど気持ちよかった。その時ぼくはふと思った。「人間は、このような快感を味わうために生きているのかな・・・」と。
 理由の二つ目は、お互いが良きライバルであるためには自分を高めようと努力しがんばるからだ。「よい友人を得たければ、まず自分がよい友人でなければならない。」と言うことわざがあるように、まず自分を磨くことが大切だ。
ぼくは中学校でサッカー部に所属しているが一年生は十八人もいる。おまけに皆小学校時代サッカーチームに所属していた。入部して体力のなさ、技術のなさを痛感したぼくは嫌いなマラソン等の体力づくりに励んでいる。
すぐに成果が現れてこないところがじれったいが、努力を積み重ねるところに価値があると思っている。こつこつと小さな努力を重ねることが苦手だったぼくにとって、今のクラスや部活にいる仲間たちのおかげで成長できるのではないかと思うし、成長したい。ぼくはライバルがいた方がやる気が出るし、競走していることが好きだ。もしかすると男は競争することによって成長していくのかもしれないと思った。小学校の運動会の徒競走で、みんなで並んでゴールをする学校があると聞いたことがある。その子の持つ得意分野でそれぞれ活躍していけばぼくは競争は悪いことではないと思う。いやむしろよいことだと思う。これからもよきライバルを得て、お互いに高めあっていきたい。
 確かに、ライバルがいることは、いいことではないと言う意見もある。それは、目先の競争にとらわれすぎて、いがみ合ってしまう場合などである。しかし、ライバルがいた方が刺激があって人間がんばれると思うので、やはり、ライバルがいた方がいいと思う。

   講評   nanako

 これだけの字数をよくがんばりましたね。もちろん今までの最高記録ですね。しかもこれを30分で書き上げたというのがすばらしいなあ。森リンの点数も73点、これはかなり高得点ですよ。
 最近の純輝君の書いてくれる作文には、すごく成長したなあと感じられるところがたくさんあります。今までずうっと先生に言われ続けてきた(笑)「自分らしい体験例」が、たっぷり書けるようになってきましたね。それから自分のしたことだけでなく、考えや思ったこともたくさん書けていますね。これからがとても楽しみです。難しい長文も出てきますが、がんばっていこうね。
<第一段落>細かいことですが、ライバルに関する状況説明のあとに「ぼくはライバルがいることは、とてもよいことだと思う。」と、意見を書きましょうね。
<第二段落>理由の一つ目とそれを裏付ける体験例が書けましたね。「人間は、このような快感を味わうために生きているのかな???」というところが、いいなあ。確かにその通りかもしれないね。
<第三段落>ここにも、純輝君らしい体験例がたっぷり書けましたね。この段落は特にすばらしい! 今まであまり自分の考えを書きたがらなかった純輝君が、これだけしっかり自分の考えを書いてくれたことを先生はとてもうれしく思います。
<第四段落>反対意見もしっかりできましたね。
 今回は、名言がたくさん入ったね。すばらしいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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